「雨過天晴」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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雨過天晴(うかてんせい)

「雨過天晴」とは、悪天候も長く続かず次第に快晴に向かう事から、悪い事もいずれは良くなっていくという喩えです。物事をポジティブに捉える事から、好きな四字熟語の一つに挙げる人も多いのではないでしょうか。そんな「雨過天晴」について、詳しく調べてみました。

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雨過天晴の意味とは

「雨過天晴」の意味は以下の通りとなります。
(1)雨があがり天気が晴れていく事から、悪かった状態が良い状態に向かう喩え。
(2)悪かった状況がだんだん良くなる。良い方向に向かっている状況。
(3)別表記「雨過天青」。
「雨過天晴」は何の捻りもなく、文字通りの意味となります。雨が過ぎた後の天気は晴れるので、それを踏まえると、どんなに悪い状況でもいずれは時間が解決し良い方向に向かうと説いています。時間などの程度には触れず、あまりにも大雑把な教えですが、今では人気の格言として定着しています。また、近年は日本酒の人気銘柄としても知られています。

雨過天晴の由来

「雨過天晴」の由来は、古代中国の五代後周の第2代皇帝・柴栄(世宗)が発した言葉とされます。陶磁器の色について、”青”を強調する為に「雨過天晴」を用いたと言われています。

雨過天晴の文章・例文

例文1.台風後の秋晴れは、雨過天晴という表現がピッタリだ。
例文2.彼女にフラれて落ち込んでいたが、新しい出会いで素敵な人と知り合えた。人生には雨過天晴があるものだと確信した。
例文3.演劇部だったころ、毎日担任から注意ばかりされ落ち込んでいたが、その後は雨過天晴なのか主役に抜擢され大変喜んだ。
例文4.雨過天晴を信じて、毎日ジョギングをしていたら、最初は体が辛いだけで体重も減らなかったが、半年後には劇的に痩せてダイエット成功した。
例文5.付き合いたての頃は喧嘩ばかりで、いつ別れようか考えていたが、それが今では子供二人が誕生し家族を形成している。最初は悪い方が、雨過天晴で幸せを感じられるものだ。

「雨過天晴」なので、最終的に良い方向になったと解釈した例文となります。

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雨過天晴の会話例

  • 確か、二人姉妹でしたよね? 妹さんがいるんですか?

  • 2歳下の妹が一人ね。子供の頃は年が近いのもあり、喧嘩ばかりだったけど、大人になったら一番の親友みたいになるから分からないものね!

  • 雨過天晴みたいなものですね!

  • 本当にそう。高校生ぐらいまでは、何かと対立していたのに、ある時からだんだんと仲良くなって、今は仲良し。絶対に喧嘩にならないもん。

子供の頃は喧嘩ばかりの姉妹が、大人になったら仲良し姉妹になり、それを「雨過天晴」と喩えています。

雨過天晴の類義語

「雨過天晴」の類義語には、「台風一過」「雨奇晴好」などの言葉が挙げられます。

雨過天晴まとめ

「雨過天晴」は、雨上がりの天気が良い事から、どんなに悪い状況も長くは続かず次第に良くなると説いています。人生を前向きに捉えるポジティブな表現から、好きな格言としても大変人気があります。

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