「青天井」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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青天井(あおてんじょう)

「青天井」は投資経験者か否かを、簡単に判断できる便利な言葉です。一般的な投資未経験者にとっては、単なる青い天井や青空、または何かがどんどん上がる意味となります。しかし、投資経験者にとっては主に株取引で、個別銘柄の価格が歯止めなく急騰する状態です。そんな銘柄を保有していたら、儲けが出て笑いが止まらないですよね。では、「青天井」の解説をさせて頂きます。

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青天井の意味とは

「青天井」の意味は以下の通りとなります。
 (1)青空、空。空を天井に見立てた表現。
 (2)株式や為替などの投資における相場、品薄の商品価格などが天井知らずで上がる状態。
 (3)相場における上限がない事。
「青天井」は単なる青空を指す場合と、ビジネスや投資用語として株価などが上がり続ける事を呼ぶ言葉で、肌感覚としては半々ぐらいの使い方でしょうか。ビジネスマン、また投資経験者なら圧倒的に株価が上がる意味と捉えますが、実情はケースバイケースです。また、実際には何日間や何週間も上がり続ける相場、数時間だけの短期間の急騰相場のどちらで用いるか等は個人判断となります。他には、大儲けをした人や年収が多い人に対しても、羨望を込めて「青天井」と例える場合もあります。

青天井の由来

「青天井」は”天井”が由来とされますが、そもそも”天井”の由来がハッキリしていません。火事を防ぐまじないで井戸の形からという説などがありますが、真相は不明です。また、”天井”も投資用語という一面もあり、株価などが最高値の状態を指しています。ですから、「青天井」も一応は上限なく上がり続けている状態ですが、”天井”があるので必ず終わりがあり打ち止めがやって来るのです。それと、ネットが普及してから「青天井」が広まった面も強く、昔は株取引だけだったのが最近はFXやCFD先物など様々な投資でも使われています。

青天井の文章・例文

例文1.青天井相場になり大儲けをしたと思ったら、実は空売りだったので、大損で退場する破目に至った。
例文2.青天井は麻雀用語でもある。
例文3.甲子園で最高のホームランを、外野スタンドの青天井めがけて打つのが、夢であり目標だ。
例文4.青天井は高値圏なので、売り準備や利益確定をすべきだ。
例文5.公園に寝転がったら、澄み渡る青天井が気持ち良く、気が付いたら寝てしまった。

投資用語と青空の意味での「青天井」の例文となります。

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青天井の会話例

  • 最近株取引を始めたけど、専門用語が多いね。

  • 私に任せて。こう見えても、10年以上のベテランだよ。

  • 青天井って、具体的には何日ぐらい続くんですか? 青天井と時に買っても大丈夫ですか?

  • 青天井の意味は分かっているよね。簡単に言うと、上がり続けている状態だけど、漠然としているね。それで、具体的には何日なのか誰にも分からない。でも、上がるほどに、その後は下げも大きくなるから注意は必要だよ。

「青天井」について、株取引をしている二人の会話内容です。

青天井の類義語

「青天井」の類義語には、「大天井」「天井知らず」などの言葉が挙げられます。

青天井まとめ

「青天井」は投資用語で株価などが上がり続ける状態、一般的な”青空”の両方の意味がある言葉です。投資家などは、価格が上がると「青天井」を用いた表現を好みますが、実際には誰もが「青天井」と思い始めると下落の始まりでもあり、それ故に”天井”という屋根が付いている表現が用いられているのかも知れません。

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