頒布(はんぷ)
神社やお寺、チラシやビジネスシーンなどでよく使われるこの言葉ですが、正しく意味を把握しているでしょうか?品のある言葉でもあるのでこの機会に覚えていくことをお勧めします。ではみていきましょう。
頒布の意味とは
頒布の意味とは、広くまで何か物を行き渡らせる事、つまりは配る事という事です。まず読み方ですが「りょうふ」と読み間違える人がいますが正しくは「はんぷ」です。配布や販売と似た意味ではありますが一番の違いと言えるのは頒布は特定の人に対して配るという点です。配布や販売は不特定の人に配ったりうるというような意味合いが強くなるので、その部分で違いがあると言えます。お寺などでは商品を売る際に販売というい言葉を用いるとあまり品がないため、頒布という言葉を使います。
頒布の由来
頒布の由来は「頒」の字に分け与える、広く行き渡らせるという意味があり、「布」の字には広く配るという意味があります。つまり同じ意味を重ねてできた言葉という事がわかります。
頒布の文章・例文
例文1.お寺で恋が成就するというお守りが頒布されており観光できたお客さんは大喜びでお守りを買っていった。
例文2.ある会社は蓄膿症の治る漢方薬を頒布会という形で定期的に送っている。
例文3.お寺では販売という言葉よりも頒布という言葉がよく使われる。
例文4.ある神社では縁起のいい置物が頒布されている。
例文5.頒布会方式で何かビジネスを始める。
頒布会では会費を払う事で定期的に商品が届くというような方式のビジネススタイルです。
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頒布の会話例
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地元の神社にこの前参拝に行ったら、恋が成就するお守りが頒布されていて思わず買っちゃったよ。
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そんなに恋に飢えていたの?
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そうだね、かれこれ10年は彼女がいないからね。早く安定した家庭を持ちたいというのもあってね。思わず買ってしまったよ。
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早く結婚できるといいですね。頑張ってね。
神社ではお守りを思わず買ってしまいますよね。
頒布の類義語
頒布の類義語には「配布」「販売」があり、関連語には、「頒布価格」「頒布会」「頒布権」「ディストリビューション」「配布」「販売」などがあります。
頒布まとめ
神社やお寺などでもこの言葉が用いられるように品のあるニュアンスで使われている事が分かりますね、今後大人の会話が必要な場合にも使う事ができる言葉なのでぜひこの機会に覚えていくといいですね。