頓珍漢(とんちんかん)
あなたの周りにめちゃくちゃだと感じる人、いい意味でも悪い意味でも一人や二人はいらっしゃいませんか?頓珍漢という言葉は、そんな歪さを表すような言葉として用いることができるものになっています。
「なんて頓珍漢な人なんだ」と言えば、想像も付かない言動を取るような人のイメージが湧いてきませんか?
今回はそんな「頓珍漢」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
頓珍漢の意味とは
「頓珍漢」とは、大多数の人がこうなるはずだと思っているものや、基本的に正解と言われる模範があるものに対して、それとは違う、検討違いな、ズレたような発言や、行動を取ること、またその様子に対して用いられる言葉となっています。
また、言葉の感覚的に想定外で驚くような状況というよりは、コミカルな場面、面白いことやそこまで深刻ではない失敗をしたような場面に使われる機会が多い言葉です。
頓珍漢の由来
「頓珍漢」の由来。この言葉の由来は音です。トンチンカンという言葉を少し繰り返してみると解ると思うのですが、昔の鍛冶職人などが金属に対して金槌などで叩く衝撃音が元となっており、師匠が鉄を打つ間にその弟子が槌を入れる、二つの音が異なるタイミングで鳴っている様子があまりにもちぐはぐであることから、「頓珍漢」という言葉はその意味を持って扱われるようになりました。
頓珍漢の文章・例文
例文1.彼は本当に頓珍漢な漢だ。
例文2.彼女は頓珍漢な人だが、それゆえに一緒にいて楽しい。
例文3.この頓珍漢め。砂糖と塩をここまで間違えるやつがいるか。
例文4.彼からもらった音楽を聴く。なんて頓珍漢な構成になってるんだ。
例文5.YouTuberほどいい意味で頓珍漢に生きている人達はいないだろう。
頓珍漢という言葉はいい意味としても、悪い意味としても、どちらにも応用することができる便利な言葉かもしれませんね。
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頓珍漢の会話例
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Aさん。この間頂いた食べ物、味が頓珍漢でしたよ。
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え?どんな味でした?
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どう見てもお寿司にしか見えないのに、とても甘かったです。
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あ、それそういう「お菓子」なんです。
頓珍漢という言葉は、「めちゃくちゃ」「あべこべ」といった言葉と同じように扱うことができる言葉です。
頓珍漢の類義語
頓珍漢の類義語としては、「支離滅裂(しりめつれつ)」や「御門違い(おかどちがい)」などの言葉が挙げられます。
頓珍漢まとめ
お笑い芸人にしても、YouTuberが考える動画の企画にしてもそうかもしれませんが、適度なめちゃくちゃさは笑いを作り、時として人の心を癒してくれるものともなりますよね。
どんな場面においてもある程度のモラルは守りつつ、ほどよい頓珍漢さを出していくことができれば、世の中を自他共にもっと楽しいものに変えていくことだって出来るのかもしれません。