馬子にも衣装(まごにもいしょう)
馬子にも衣装。この言葉普段の生活で使っている人も多いのではないでしょうか。しかし言葉の由来について知ってみると、少し意識が変わるかもしれません。それでは、馬子にも衣装という言葉について解説していきます。
馬子にも衣装の意味とは
どんな人でも外見をよくすることによって立派に見えるという意味です。ただ後述する由来の通り少し嫌味なニュアンスを含んでいることに注意しなければいけません。馬子にも衣裳は昔からよく使われている言葉ですので、しっかりと覚えておきましょう。
馬子にも衣装の由来
まず馬子という言葉なのですが、これは昔、馬を使って荷物を運ぶことを生業としていた人たちのことです。
当時、この仕事につく人たちは比較的低い身分の人たちでした。そしてそのような人とたちが身につけていた衣服はあまり綺麗なものではありませんでした。
その馬子に衣装を来させたところ大層立派に見えました。
このことから、そのような人たちでも、ちゃんとした衣装さえ用意さえすれば立派に見えることがこの言葉の由来です。
馬子にも衣装の文章・例文
例文1.馬子にも衣装というように、ドレスを着た彼女は普段より綺麗に見える。
例文2.スーツがにあっているね、馬子にも衣装とはこのことだ。
例文3.馬子にも衣装とはよく言ったものだ。断然いいよく見えるよ。
例文4.A君が立派に見える、これが本当の馬子にも衣装。
例文5.まさに、馬子にも衣装である。
立派に見えるという意味なので感想として使うようですね。
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馬子にも衣装の会話例
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この前少し奮発して洋服を買いました。
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どんなものを買ったんですか。
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写真があるので見せますね。
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すごい、まさに馬子にも衣装だ。
元の意味の嫌味さは現在ではあまり気にせず使われていますね。
馬子にも衣装の類義語
馬子にも衣装の類義語として、「鬼瓦にも化粧」「猿にも衣装」「木株にも物着せよ」「着るもの次第」などがあげられます。
馬子にも衣装まとめ
普段使っている言葉なのですが、由来を知ってみると驚いてしまいます。しかし言葉の意味は時代とともに少しづつ変わっていくものなので、あまりきにしすぎるのもよくないかもしれません。このように普段使っている言葉があまりよくない意味を含んでいるかもしれないので少し意識してみると良いかもしれません。