鬼籍(きせき)
鬼籍はの意味は亡くなった人の名前や死亡年月日のことです。鬼籍という言葉は日常生活では、普段あまり使わないので馴染みの無い言葉であると思います。でも生きていく上で耳にすることもある言葉です。今回はそんな鬼籍という言葉の意味や由来、例文や類義語などを交えつつ使い方をマスターできるように説明していきたいと思います。
鬼籍の意味とは
鬼籍の意味は亡くなった人の名前や死亡年月日のことです。戸籍謄本などにはその人が亡くなったことに関することが記載されます。そのため、鬼籍に入るということは亡くなったことを表すために使われるのです。
鬼籍の由来
鬼籍の由来は古来中国の思想にあります。鬼籍の「鬼」という漢字は死人の魂を表していたと言われています。また、「籍」は人別などを書き記したものを表しています。そのことから鬼籍は、今日の意味で使われるようになったと考えることができます。
鬼籍の文章・例文
例文1.今まで死とはほとんど無縁だったものの、親族が鬼籍に入りショックを受ける。
例文2.鬼籍に入るまでに後悔のないようにやりたいことはやっておこう。
例文3.知人が鬼籍に入ることの悲しみは何度経験しても慣れることなく、辛いものである。
例文4.鬼籍に登る数名は全て今回の災害による犠牲者である。
例文5.鬼籍に入ることがわかっていても数日の余命を全うした彼女はたくましく綺麗で美しかった。
これらから鬼籍は亡くなった人の名前や死亡年月日を表しており、鬼籍に入ることは亡くなることを意味することがわかります。
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鬼籍の会話例
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そういえば彼女が鬼籍に入ってからもう20年も立つね。
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あの時は本当に悲しかったし、もうあのような事件が起きないことを願うばかりだよ。
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そうだね。もう同じような悲しい思いやつらい思いを他の人にはして欲しくないものね。
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うん。だから今後もあの事件の悲惨さを伝えて同じ事件が起きないようにしていくことが大切だと思うよ。
これは、ある事件について話している様子です。
鬼籍の類義語
鬼籍の類義語には、「過去帳」「点鬼簿」「鬼録」などがあります。
鬼籍まとめ
鬼籍という言葉は、鬼籍に入るや鬼籍に登るといった使い方をします。また、鬼籍は閻魔帳のことを表すこともあります。鬼籍は日常的に使う言葉ではありませんが、知っておくと耳にしたときに話しをすんなりと理解することができます。なので覚えておけるといいと思います。