鱈腹(たらふく)
食べることが好きな方にとっては親しみを感じる言葉かもしれませんね。何かをたくさん食べたり飲んだりすること、またそのさまに対して用いられる言葉です。どちらかと言うと「鱈腹食うぞ」と食前に用いるより「鱈腹食った」と用いられる機会の方が多い言葉かもしれませんね。
今回はそんな「鱈腹」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
鱈腹の意味
鱈腹とは、非常に多くのものを食べたり飲んだりすること、その様子に対して使われる言葉です。
鱈腹食べたいと思っていなくても、鱈腹食べなければいけない人。鱈腹食べたいと思っていても、鱈腹食べることができない人。世界中でそんな状況が存在している事は非常に嘆かわしいものですよね。
また、この言葉がなぜ食べること限定で使われているのかについて、次の由来で解説をしたいと思います。
鱈腹の由来
鱈腹という言葉は「タラ」という魚の特性に由来します。このタラという魚はとても大食いであることで有名で、かつその見た目はお腹が大きく膨れたような造形をしていることから、鱈腹という言葉は「タラ」またその「腹」という意味が由来となって沢山食べること、そのさまに対して使われる言葉となりました。
鱈腹の文章・例文
例文1.鱈腹食べた。
例文2.大食いの彼はいつも鱈腹食べる。
例文3.これだけ鱈腹食べれば、夕飯はいらないだろう。
例文4.鱈腹食べ過ぎて動けなくなってしまった。
例文5.食事を鱈腹詰め込んだ、大満足。
鱈腹という言葉は基本「食べる」という言葉に繋がる「沢山、いっぱい」といった意味を持つ言葉です。
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鱈腹の会話例
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昨日の飲み会で鱈腹飲みすぎて空前絶後の二日酔いです。
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いっぱい飲み食いしたくなる気持ちはわかりますが、ほどほどが大事ですよ。
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これはマズいですね、仕事が手に付かないほどマズい状態です。
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ウコンとヘパリーゼダブルで買ってきますよ。
鱈腹という言葉は沢山のお酒を飲んだような場面においても用いることができる言葉です。
鱈腹の類義語
鱈腹の類義語としては、「大食漢(たいしょくかん)」、「満腹(まんぷく)」などが挙げられます。
鱈腹まとめ
どれだけ便利な時代になっても、食事は人の三大欲求の一つ。それが鱈腹行える状況というのはこの上なく幸せなことですよね。
極端な言い方をすれば、食事はお肉などを食べる場合は命を頂く行為となります。どれだけ忙しくても大変な毎日を過ごしていても、「いただきます」「ごちそうさまでした」、感謝の気持ちは決して忘れずにしていかなければいけないものですよね。