「麒麟も老いては駑馬に劣る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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麒麟も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)

麒麟も置いては駑馬に劣るとは、どんなに優れた人物や名馬でも、年を取るとその能力は普通の者にさえも劣ってしまうという意味です。よく「若いころはもっと動けた」「年齢には逆らえない」などと耳にすることもありますが、実際にどうしても年を重ねるごとに体力は低下するので、どんなに凄い人でも及ばなくなるようです。今回はそんな「麒麟も老いては駑馬に劣る」という言葉について、解説していきます。

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麒麟も老いては駑馬に劣るの意味とは

麒麟も老いては駑馬に劣るの意味は、どんなに優れた人も、年を取るとだんだん普通の人にもにも及ばなくなり、劣ってしまうということです。麒麟とは、あの首の長い動物の麒麟ではなく、一日に千里を走るような名馬のことを表しており、駄馬は走るのが遅い馬のことです。一里が約1kmなので、千里と言うと約4000kmを一日で走っていたことになります。そんな一日に千里を走るくらいの名馬であっても、年を取ると駄馬にも負けてしまうという事です。麒麟も老いては駑馬に劣るは英語では、「Even hares pull a lion by the bread when he is dead.」と表記されます。

麒麟も老いては駑馬に劣るの由来

麒麟も老いては駑馬に劣るの由来は、紀元前4世紀に、当時は戦国時代の中国の書物であった「戦国策・斉策」というものから来ています。当時の弁論家である蘇泰が、「騏き驎りんの衰うるや駑馬之これに先だつ」と書いていて、これは、どんな名馬でも年を取ると平凡な馬にも及ばなくなるという意味です。

麒麟も老いては駑馬に劣るの文章・例文

例文1.昔超一流だった選手が、若手選手に負けて麒麟も老いては駑馬に劣ると言われる姿を見るのは辛いものだ。
例文2.麒麟も老いては駑馬に劣るというから、もうベテランの自分はそろそろ身を引こうと持っている。
例文3.麒麟も老いては駑馬に劣るという言葉があるが、キングカズ(三浦知良氏)は54歳の今でもJ1のクラブの現役サッカー選手として活躍していて、全く衰えを感じない。
例文4.あのG1レースで7勝した名馬も、名馬の麒麟も老いては駑馬に劣るというように今となっては見る影もない。
例文5.麒麟も老いては駑馬に劣るという言葉があるから、ベテランになった今こそ、衰えないように練習と体作りは怠らないようにする。
麒麟も老いては駑馬に劣るを使った例文になります。

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麒麟も老いては駑馬に劣るの会話例

  • タレントの具志堅さんってすごく面白いよね。

  • 本当だよね。
    まさか昔ボクシングのチャンピオンだったなんて信じられないよ。

  • えっ?そうなの?全然知らなかった。

  • そうだよ、今は麒麟も老いては駑馬に劣るかもしれないけど、昔は本当に凄かったんだよ。

元ボクシングのチャンピオンの具志堅用高さんについて話している様子です。

麒麟も老いては駑馬に劣るの類義語

麒麟も老いては駑馬に劣るの類義語には、「老いては子に従え」「昔千里も今一里」などがあげられます。

麒麟も老いては駑馬に劣るの対義語

麒麟も老いては駑馬に劣るの対義語には、「亀の甲より年の功」「腐っても鯛」などがあげられます。

麒麟も老いては駑馬に劣るまとめ

麒麟も老いては駑馬に劣るとは、どんなに優れていても、年を取ると平凡な者にさえも劣ってしまうという意味でした。スポーツ選手でも、昔すごかった選手が衰えて言う姿を見るのは辛いものですが、年齢には逆らえないという事ですね。そんな中でも、54歳で未だにサッカーJ1のクラブの現役選手として活躍する三浦知良さんは、本当に凄い人だというのが分かりますね。

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