黄金比(おうごんひ)
みなさんは無意識のうちに絵や建物、人の顔など美しいと思ったり安定感を感じた事はありませんか?実は人には美しく見える比率が決まっているんです。それが黄金比です。今回は黄金比について、わかりやすく解説をしていきます。
黄金比の意味とは
黄金比の意味とはつまり、人が美しいと思う比率のことです。その比率は決まっていて、約1:1.6とされています。その比率で作られたもので言うと、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザの顔の比率、ミロのビーナス(古代ギリシャ)、パリの凱旋門、バルセロナのサグラダ・ファミリア大聖堂、ピラミッド、Googleのロゴ、などがあります。黄金比は美容外科でも用いられており、顔のパーツや体においても当てはまります。
黄金比の由来
黄金比を見つけた人は、古代ギリシャの数学者「エウドクソス」と言う人物で、その後に彫刻家「ペイディアス」がパルテノン神殿の建設時にこの黄金比を用いたとされている。またレオナルド・ダ・ヴィンチも発見していた記録が残っています。「黄金比」という用語が文献上に初めて登場したのは1835年刊行のドイツの数学者マルティン・オームの著書「初等純粋数学」です。
黄金比の文章・例文
例文1.黄金比を用いて作られたものは美しく見える。
例文2.黄金比で作られたものは数多く存在する。
例文3.黄金比を用いて整形すると美しくなる。
例文4.黄金比を道けた人は偉大である。
例文5.黄金比は1:1.6のことである。
なぜ人間はお黄金比を見ると美しいと感じるのでしょうか、不思議ですね。
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黄金比の会話例
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人ってお黄金比を見ると美しいって感じるんだって。
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前から思っていたんだけど、黄金比ってどんな比率なの?
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黄金比って言うのは約1:1.6の割合のことだよ。モナリザやミロのヴィーナスも黄金比で作られているんだ。
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へー、つまりそんなに昔から約1:1.6が黄金比って知ってる人がいたんだ。すごいね。
それにしてもどうやってその割合を見つけ出したのか不思議ですね。
黄金比の類義語
黄金比の類義語には、「黄金分割」「中末比」「外中比」などがあります。
黄金比まとめ
黄金比は古代ギリシャの時代から使われていて、今では大きな美術的な要素の一つとなっています。そんなに昔の人が、どうやってその要素を見つけ出したのか気になりますが、各分野で今でも用いられているのを見ると、確かに納得がいくものばかりです。今では身の回りのふとしたものにも使われていたりします。クレジットカードや、名刺なども黄金比で作られています。