鼻につく(はなにつく)
鼻につくとは、鬱陶しく嫌な感じがして、気に入らないことです。普段から使われることも多い言葉で、聞き馴染みのある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな鼻につくについて解説していきます。
鼻につくの意味とは
鼻につくの意味は、においが鼻に付きまとうことや、人の振る舞いが鬱陶しくて嫌な感じがすることです。この言葉は、相手の言動に不快さを感じた時に使われることが多い言葉となっています。そのため、自慢する雰囲気を出す人に対してなど用いられることが多い言葉になります。鼻につくは英語では「The way you speak is kind of annoying.」と表記されます。
鼻につくの由来
鼻につくの由来は、鼻という文字が使われているように嗅覚から来ています。例えば、香水などの強烈な鼻に刺激のある匂いを嗅いだ時や、同じような匂いを何度も嗅いだら飽きてしまうことがあると思いますが、それが元となっています。匂いがが鼻に残るとうんざりすることから、鼻につくと使われるようになりました。
鼻につくの文章・例文
例文1.いつも成績優秀な彼だが、少し偉そうにしている態度が、周りからはよく鼻につくと言われている。
例文2.女性社員とすれ違うと強烈な香水の匂いが鼻についた。
例文3.鼻につくと思われないように、謙虚に話すことを大切にしている。
例文4.後輩の少し生意気な態度には、鼻につくことがあるから注意をした。
例文5.会議でいつも口を挟んで正論を言う彼だが、毎回口を挟んでこられるとさすがに鼻につく。
鼻につくを使った例文になります。
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鼻につくの会話例
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僕の祖父はいつも昔の自慢話をしてくるんだよね。
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そうなんだ。いっぱい自慢できる話を持っているって凄いね。
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でもいつも聞きすぎて、鼻についてくるよ。
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孫に聞いてもらってるのが嬉しいんだよきっと。
祖父の自慢話について話している様子です。
鼻につくの類義語
鼻につくの類義語は、「癪に障る」「虫唾が走る」「鼻持ちならない」などです。
鼻につくの対義語
鼻につくの対義語は、「屁とも思わない」「当たり障りのない」などです。
鼻につくまとめ
鼻につくとは、鬱陶しく嫌な感じがして、気に入らないことでした。鼻につくと思う方が身の回りにいるかもしれませんが、自分はそう周りに思われないように気を付けたいですね。