bussin(ブッシン)
「bussin」とは「美味しい・凄く良いといった意味合いのアメリカの女子中高生が好むスラング」です。日本の女子中高生も友達同士なら「美味しい」と言わずに「激うま!」「ヤバイ!」「マジ?」といった言葉を使うように、アメリカの女子中高生も同じで美味しいと思ったら「bussin」となるようです。
bussinの意味とは
「bussin」の意味は以下の通りとなります。
(1)食べ物が「美味しい」、又はセンスやファッションなどが「とても良い」といった褒め言葉となるアメリカの十代女性が好む英語スラング。
(2)「very good」とった意味合いの英語スラングで、元々は食べ物が美味しい時に使っていたので現在も食べ物の褒め言葉として使われる事が多いが、アメリカの女子中高生などはTikTokで食べ物だけでなくファッションなど何でもイケてる場合に多様する表現。
「bussin」はアメリカの女子中高生などが特に好んで使うスラングで、当初は食べ物を食べた時に想像以上に美味しくて思わず感激する表現が「bussin」でした。ですから、最高に美味しい・もっと食べたい・(美味しくて)感激といったニュアンスで使われていたのですが、アメリカも日本と同じで食べ物動画は人気となるので女子中高生が美味しい食べ物から風変わりな食べ物までをTikTokに投稿しては「bussin」としたので、そこから女子中高生が好むようなセンスやファッションなど何でも「とても良い」と思ったら「bussin」が使われるようになったのです。ですから「bussin」=「very good」となり、ポジティブな褒め言葉として定着をしています。それでも、美味しい食べ物に使うのが無難というか最も多く、また大人や男性はあまり使わないアメリカ(或いはイギリス)の女子中高生だけが好んで使うスラングが「bussin」です。
bussinの由来
「bussin」の由来はアフリカンアメリカンの人々とされ、彼等の食べ物が美味しい時に使う仲間内での言葉で、感覚的には「デリシャス」(delicious)に近いものでした。それをアフリカンアメリカンの子供である女子中高生らが2021年頃からTikTokで使い始め、次第に流行語のようになっていきました。
bussinの文章・例文
例文1.何にでも影響を受けるアメリカ帰りの知人は、牛丼やレトルトカレーを1口食べても即座にbussinと言ってくるのでウザい。
例文2.日本でもアメリカの真似をしてこれからはSNSで、何かを食べてはbussinと叫ぶ迷惑なZ世代が横行しそうで頭が痛くなる。
例文3.娘は洋服のセンスに自信があるようなので、どうなのか訊かれたら取りあえずはbussinと言っておけば機嫌が良くなる。
例文4.トー横キッズの姿を見ても、アメリカ人女子中高生はcoolやbussinと称賛するだろう。
例文5.すき焼きを作った妻に「味はどう」と訊かれたので、「This is bussin」と答えたら、「今度はアメリカ人と浮気をしているのね」と泣かれた。
「bussin」を使った例文となります。
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bussinの会話例
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マジでこの料理美味いから、一口食べてみて。
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This is bussin! ちょっと美味しいわね。特にお肉の上に掛かっている粉末がアクセントになっていて、これって何なの?
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その粉は今話題の…、コオロギパウダー。どうびっくりした?
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マジで最悪なんだけど…。気分が悪くなったから帰る。
彼氏にコオロギパウダーを使った料理を出され、呆れて帰ってしまう彼女という内容です。
bussinの類義語
「bussin」の類義語には「美味しい」という意味のスラング「Yummy」「Yum」「taste」などの言葉が挙げられます。
bussinの対義語
「bussin」の対義語には「不味い」という意味のスラング「Yuck」「Ew」「ugh」などの言葉が挙げられます。
bussinまとめ
アメリカの女子中高生が好んで使うスラングが「bussin」で、「美味しい」「凄く良い」といった意味があります。特にTikTokでは爆発的に人気となっていて、最も有名なスラングの一つと呼べるほど浸透をしています。