CVR(Conversion Rate)
「CVRいくつなの?」とWeb会議でいわれてすぐに答えられなかったら上司に叱られたという経験がある方も多いのではないでしょうか。ホームページを運用するにあたって最も重要と言っても過言ではない、最重要指標の1つがこのCVRになります。では、CVRとはいったい何なのかご紹介いたします。
CVRの意味とは
CVRはConversion Rateの略語です。ホームページ上の成果の事を業界用語でCV (コンバージョン)と言います。
例えば、資料請求や、お問い合わせ、見積り依頼、来店予約などなど企業によって、サイトによって設定している成果はまちまちです。計算方法としては、成果に至った人数をサイトに訪れた延べ人数で割る事で求められます。例えば、資料請求がホームページ上の成果である場合には、10人資料請求をしてくれたのに対して、サイト閲覧延べ人数が1,000人であれば、10人÷1,000人で1%となります。
CVRの由来
具体的にいつからCVRという言葉が使われるようになったかは定かではありませんが、ホームページの発達と共に広まっていったキーワードであることに間違いはありません。
コンバージョンとは、「転換」を意味する単語であるため、CVRとは「転換」に至った人の割合という意味なります。つまり、CVRとはそのホームページに訪れた人が転換する(=お客さんになる)確率を意味しています。
これが分かる事で、自分たちが目指す目標数値に対して、何を改善するべきかがはっきりします。
CVRの文章・例文
例文1.CVRは全てを差し置いても知っておくべき数値だ
例文2.ホームページは突き詰めれば、CV とCVRにかかっている
例文3.CVRが悪いのでホームページの導線を見直す
例文4.閲覧数は悪くないけど、CVRが良くない
例文5.CVRが上昇傾向にあるので先月の施策が効果をあげていると言える
CVRを上げなければどれだけ広告やSEO対策などでお客さんをサイトに誘導しても無駄足になってしまいます。一度訪れたお客さんが確実に成約してくれるような分かりやすい誘導をしてあげる事が大切です。
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CVRの会話例
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先週、運営しているサイトのCVRが前より下がっちゃったんですよ。
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CVRがですか?何をしてしまったんですか?
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訪問者を増やすために変えてみたところがあったのですが、それがよくなかったみたいでして。
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それは大変ですね。
アフィリエイトをしている人にとってCVRは非常に重要な指標と言えますよね。
CVRの類義語
CVRは専門用語であるため、類義語はありません。ただし、CV やセッション、直帰率など複数のWeb業界用語と併用して使われる事が多い単語です。
CVRまとめ
CVRは経営者が最も意識をするポイントになってきます。営業マンがクロージングに至る確率をあげられるように努力するのと同じく、ホームページもより成果を上げるために確率を上げる必要があります。
感覚値ではなく、数値で成果の上昇を見て取れるようにするには細かく成果を追うしかありません。そのために、絶対に覚えておくべき数値として、CVRは常に頭に入れておきましょう。社長に「CVRいくつ?」と言われたら常に答えられるくらいにしておきたいです。