DAU(Daily Active Users)
WEB上で何らかのサービスを行う場合、気になるのがどれくらいの利用者がいるのかということ。どんなに力を込めて作ったものであっても、誰も見てくれず、利用してくれないのでは意味がありません。アクティブユーザーの動向には常に気を配り、注意深く分析を行うことが成果への近道。
その指標となる数値を表す言葉がDAUです。
DAUの意味とは
DAUは「Daily Active Users」を省略した語句で、1日当たりの利用者という意味合いです。最新の状況を反映した指標となるため、ユーザーの好みや行動が色濃く反映された生きたデータといえます。この結果を如何に素早くコンテンツに反映させられるかが、作り手の腕の見せ所といえるでしょう。
DAUの由来
DAUの言葉としての由来は、既に説明した通りDaily Active Usersを略したものです。
DAUの文章・例文
例文1.DAUのデータを意識して制作したコンテンツは従来のものより高評価だ
例文2.ターゲットとして想定していたユーザーとDAUの結果が一致していてうれしい
例文3.DAUの結果を反映させるため、考えを変えて路線変更を決断した
例文4.DAUの分析結果を重視し、チームで共有することが、業績アップの鍵だろう
例文5.ここのところユーザーからの反応がよく、DAUの伸びが毎日楽しみでならない
コンテンツに対す数値というのは、正直かつ残酷なものがあり、作り手の想いの強さを裏切ることが多々あります。どんなに情熱をかけたサービスであっても、ユーザーからしてみると、作り込み不足や関心を持てなかったりするのです。物を作る以上は、そこに命が宿るような熱さを注ぎ込まなければいけませんが、前のめりすぎはよくありません。数値という客観性のあるデータで結果が出ていないのなら、立ち止まりアイディアを練り直す必要があります。
DAUの類義語
類義語としては、WAU、MAUという語句があります。それぞれの頭文字はWeekly、Monthlyを表し、週間と月間のユーザーの動向を示す指標となるものです。長期的な視点でのユーザーの行動が分かるため、サービス全体の指針作りに役立ったりします。DAUとは違った形で、コンテンツの開発・強化に繋がる大切な数値なのです。
DAUまとめ
WEBを利用したサービス・コンテンツの特徴として、ユーザーの動向を反映させやすいというメリットがあります。迅速な対応を怠らず、DAUの結果を意識した行動を行うことで、ユーザーの強い関心を惹きつけられるのです。ただし、競合も多いため、対応を誤ってしまうと、移り気なユーザーはすぐに移動してしまいます。如何に正しく、有効的にDAUのデータを分析して活かすかが、勝負の分かれ目となるでしょう。