DINKs(DoubleIncomeNoKids)
DINKsという言葉は収入はあるものの子供を持たない夫妻といったような意味を持つ言葉です。
子供好きな方であればあるほど何故そういった言葉が生まれたのか、どうしてそういう選択をするのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな「DINKs」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
DINKsの意味とは
「DINKs」とは、Double(二人)Income(収入)No(子供)Kids(持たない)という4つの英単語の頭文字と末字一つを取って成り立っている、夫婦ともに働いてはいるものの、子供を意図的に持たないようにしている夫婦、およびそういった考え方価値観のことを指し示した意味を持つ言葉になります。
言いやすさから「Dinky」という呼び方もされる言葉になります。この場合は小さいといった意味を慎ましくといった意味で表現しているものと考えられます。
DINKsの由来
かつては流行語でもあったこの「DINKs」という言葉は、アメリカで1980年辺りに用いられるようになり一般化した言葉で、日本では同じ年の後半にこの言葉が流行りました。
日本でこの言葉が流行った理由としては当時、男女雇用機会均等法が成立するなど、女性の社会進出がより注目されるような時代背景があったことが原因となったのではないかという説があります。
DINKsの文章・例文
例文1.あそこの家に住んでいるご夫妻はDINKsという生き方を選んでいる。
例文2.今はまだお金がない私達もDINKsでいよう。
例文3.DINKsというライフスタイルを選ぶ人は今増えている。
例文4.妻の意見によりDINKsという生き方を選ぶことにしたが、ある意味不安はある。
例文5.数年前からDINKsを貫いていた私達にも子供が生まれた。
DINKsという生き方を選ぶことで得られる別の幸せの形もあります。
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DINKsの会話例
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私の知り合いにDINKsというライフスタイルを送っているご夫妻がいるんです。
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どういう感じでした?
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すごい幸せそうでした。
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いいなー。そもそも相手がいない私には関係がない言葉ですけど。
DINKsという選択をするしない以前に、相手がいないという方も世の中沢山いるものです。
DINKsの類義語
DINKsの類義語としては、「子なし夫婦(こなしふうふ)」や、またそういった人に対して不必要な言動をする「子なしハラスメント(こなしはらすめんと)」などの言葉が挙げられます。
DINKsまとめ
お互いが大切だから。二人でいるだけで充分楽しいから。などの理由で今はDINKsという生き方を選んでいる夫婦も沢山いらっしゃるかもしれません。また、子供が生まれる前から経済的な問題を抱えている場合、その問題が子供の人生にも影響を及ぼしてしまうケースは非常に多いです。
それを踏まえてみると生まれてくる子供のため、将来的に暖かい家庭を築くため、今はDINKsという選択肢を取っているという方も非常に多いのかもしれません。
どんな価値観を持っているにせよ周りに迷惑をかけてさえいなければ今の時代、気にする必要はないものですよね。