「EU加盟候補国」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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EU加盟候補国(euかめいこうほこく)

イギリスのEU脱退が正式決定しながらも、メイ政権だけでなく国民にも混迷と混乱が続く事で、俄かに注目を集めているのが「EU加盟候補国」の存在です。EU加盟候補国には、トルコ・マケドニア共国・モンテネグロ・セルビア・アルバニアなどが控えていて、今後の状況次第では数カ国が認められる事も有りえます。

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EU加盟候補国の意味とは

欧州連合(EU)は、アメリカやロシア、最近は中国の台頭に対抗する為、ヨーロッパの国々が密接に協力し合い、共に経済や社会的に発展するのが目的です。よって、ヨーロッパなら小国でもEU加盟の条件を満たせば、加盟できるようになっています。
加盟国は当初の1958年は、フランスやドイツやイタリアなど6か国だったが、2018年現在ではイギリスを含めて28か国まで膨れ、先ほどのトルコなど5カ国は正式な加盟候補国として認定されている。
今後はこの5カ国の中から、トルコないし数カ国が順次、EUに加盟すると想定されています。特にトルコは、しばしば国際的な問題を引き起こしていますが、1987年から加盟を希望する背景と、GDPの高さも申し分なく、将来的な経済面の期待感からも、イギリス脱退の後釜を担う存在として注目されています。
しかし、トルコにはイスラム教大国という面があり、それがEUないしドイツやフランスやイタリアなど主要国のキリスト教主義と対立する事や、立地的な条件も加味され、トルコ以外の正式加盟候補国が先に認定される可能性も否定できません。
現時点では、モンテネグロがEUとの交渉が最も進んでいる事から、正式加盟が最も近い国の一つとなるほど頭角を出しています。

EU加盟候補国の由来

EUは、1993年11月1日に誕生したヨーロッパの統合体で、前身はEC(欧州共同体)です。特徴として、加盟国の経済発展や社会発展で、欧州市民権を導入し加盟国としてすべての国民の権利や利益を守る事です。
欧州連合は英語表記で「European Union」、直訳するとそのままの”欧州連合”で、これの頭文字を取り「EU」となります。ヨーロッパ(Europe)はギリシャ語とされ、ギリシャ神話の美しい女王の名前とされています。

EU加盟候補国の文章・例文

例文1.EU加盟候補国の正式加盟が期待される
例文2.最近ではクロアチアがEU加盟候補国から正式加盟した
例文3.EU加盟候補国の中で経済や人口ならトルコが抜きん出ている
例文4.EU加盟候補国の下にあたる潜在的加盟候補国にはボスニアやコソボがあたる
例文5.イギリスのEU正式離脱後は、俄然EU加盟候補国が注目される
日本で生活していると、あまり聞く機会も少ないでしょうが、ヨーロッパでなら大変注目される言葉が「EU加盟候補国」です。現時点では、ニュースなどで上記のような文章を偶に知るぐらいですが、今後は確実に増えていくでしょう。

EU加盟候補国の類義語

EU加盟候補国の類義語には、「国連加盟国」「欧州自由貿易連合」「自由貿易協定」などの言葉が挙げられます。

EU加盟候補国まとめ

EU加盟候補国は、EUへの正式加盟を目指すトルコやモンテネグロなど5カ国となります。EUへ加盟するメリットは大きく、だから経済面や人口で劣っている国ほど急いでいるのが実情です。
その一方、離脱するイギリスがあり、ノルウェーやスイスやアイスランドは当初から加盟していません。経済面で大国なのはドイツぐらいで、それに次ぐイギリスが離脱するのは、EU加盟候補国にとっても影響を与えるようになるかも知れません。

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