「LGBT」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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LGBT(エルジービーティー)

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愛や性の形というものは多様性があり、誰にも縛ることのできない大切な権利です。一般的な男性と女性による異性愛だけではなく、いまや様々な愛や性の形が認められる時代となりつつあります。
未だ社会的な合意・認知を得たとはいえませんが、性的少数者への理解は確実に広まりつつあるのです。異性愛とは違う形で、愛や性を受容・認識している性的少数者をLGBTと表します。

LGBTの意味とは

LGBTは、性的少数者を示す単語の頭文字から作られた語句で、単語の意味は以下の様になります。
レズビアン(Lesbian)は、女性同士で惹かれ愛しあう同性愛者。
ゲイ(Gay)は、男性同士で惹かれ愛しあう同性愛者。
バイセクシュアル(Bisexual)は、男女という性別の垣根を越えて、双方に愛を感じる惹かれる両性愛者。
トランスジェンダー(Transgender)は、身体と心の性が不一致など自身への性へ疑問を抱く人々。
LGBTの言葉の意味としては、愛や性の多様性を示す語句や性的少数者の総称として使われています。

LGBTの由来

語句としての組み合わせや意味は、既に述べた通りですが、いつ誕生したのかは正確には分かりません。所説ありますが、性的少数者を言い表す語句・シンボルとして、1990年代から使われ始めた可能性が高いそうです。公的文章に記載されたのは、2006年に性的少数者の人権について述べたモントリオール宣言が初とされています。

LGBTの文章・例文

例文1.LGBTについて学び、愛の多様性を知った。
例文2.LGBTへの偏見はまだまだ根強く、解消するに至っていない。
例文3.友人に誘われてLGBTを啓蒙する運動に参加した。
例文4.LGBTの人々に触れてみて、偏見を抱いていたことを反省した。
例文5.LGBTの歴史を学ぶために図書館で本を借りる。
最近ではかなり減りましたが、一昔前はLGBTについて理解が及ばず、存在を面白おかしく扱う時代もありました。普通とされる異性愛者からすれば、理解が及ばない面もあるでしょうが、偏見の眼差しは捨てるべきです。語句の重みを考え、軽視することのない使用を心掛けていきましょう。

LGBTの類義語

性的少数者の総称とされるLGBTですが、4つの単語の組み合わせが全てではありません。
たとえば、無性愛(Asexual)という他者に惹かれず、性的関心が存在しない人を指す語句があります。これを取り入れればLGBTAとなり、同じ総称でありながら、概念としては5つの意味を内包することになるのです。他にも性的少数者を示す概念は多数あり、LGBTはあくまで基本形でしかなく、拡張性を備えた語句といえます。

LGBTまとめ

近年、急速に広まりつつあるLGBTという概念ですが、まだまだ理解されているとはいえません。時代の変化に伴い、少しずつ偏見は解消されてはいますが、その歩みは遅く、もどかしさがあります。誰もが自分の性を受け入れることができて、愛の多様性を認めあえる時代がくることを願ってやみません。

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