「NPO」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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NPO(エヌピーオー)

殆どの方は「NPO」という言葉をニュースなどで聞いた事があると思います。また、その大半は非営利団体という事も知っている事でしょう。しかし、NPO法人の代表が逮捕など悪いニュースもあるので、どうも怪しい組織ではと半信半疑で見てしまうのも事実だと思います。本来は社会貢献を目的とした崇高な組織なので、その実態などを解説させて頂きます。

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NPOの意味とは

「NPO」の意味は以下の通りとなります。
(1)正式名称「Nonprofit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の頭文字を取ったのが「NPO」で、日本語訳では非営利団体や非営利組織となる。
(2)利益を追求しない非営利組織で、社会貢献活動や慈善団体を行う民間組織の総称。
(3)一般的な企業と違い利益を追求せず、政府や企業が行わない社会問題などに取り込める組織で、財源は寄付などで賄っている。
NPOという組織は実に幅広いので、上記の説明だけでは結局は何をしているかよく分からないと思います。日本だけでも正確な実態は不明で、その数は約7万以上とされます。様々な分野に渡ってNPOやNPO法人(法人化されたNPO)があり、その中には一部で怪しいものもあるので、隠れ蓑として犯罪を行う組織もあるのが実情です。しかし、大半のNPOがきちんと活動をしているのも事実です。
・子供向けのいじめ相談、いじめ防止活動
・老人ホームや老人介護
過疎化対策、地域活性化
・政治や行政機関を監視するオンブズマン的な活動
これら以外にも、医療や国際協力、文化芸術、スポーツ、人権、災害救助などNPOが活躍・関わる場はとても多いです。

NPOの由来

「NPO」の発祥は1970年代のアメリカです。ベトナム戦争による膨大な借金、帰還兵のケア、大量の失業者など問題が山積みとなり、政府だけでは対応できなくなったので、民間企業や新しい役割としての団体(NPO)に助けを求めたのです。そこから、政府・企業・NPOの三位一体となり社会基盤を守るようになりました。この流れが先進国や日本にも広まり、中でも1995年の阪神大震災ではNPO団体が人命救助などで活躍する姿が何度も報道され、今では台風被害や東日本大震災などで復旧支援する姿が自然となるほど広く浸透しています。

NPOの文章・例文

例文1.中学校に通わなくなった息子に困っていたが、NPOのボランティアの人達の助けを借りて、今ではまた通えるようになった。
例文2.警察だけでなく、NPOメンバーが何十人も必死になって、行方不明になった子供の捜索にあたった。
例文3.脱税で逮捕された元NPO法人の代表が、ワイドショーに生々しい手口を激白した。
例文4.株式など投資の世界には、怪しいNPOが暗躍しているので騙されない様に注意するべきだ。
例文5.発展途上国へのボランティアが、最もNPOらしい活動である。

「NPO」を使った様々な例文パターンです。

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NPOの会話例

  • 海外ボランティアで活動していたんですよね?

  • うん。学生の頃、数カ月だけNPOとして海外でボランティア活動をしていたよ。

  • 立派ですね!

  • そんな事はないよ。興味があったから、友達と一緒に少しだけ活動したの。同年代の人が多いし、考えも変わるから面白いよ。

学生の頃にNPOとして、海外で活動したという会話内容です。

NPOの類義語

「NPO」の類義語には、「オンブズマン」「NGO」「ユニセフ」などの言葉が挙げられます。

NPOまとめ

「NPO」は正式名称「Nonprofit Organization」を略したもので、日本語訳すると非営利団体や非営利組織です。非営利なだけに、こどものイジメ対策から地方活性化など地域密着から人命救助、途上国支援、音楽や芸術、スポーツなどその活動の場は実に多様です。その一方、犯罪などで紙面を賑わす事も僅かですがあるのも事実です。

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