NRN(No Reply Needed)
「NRN」とは「”No Reply Needed”の略語で、メールなどへの返信不要という意味」です。今では仕事関係で外国の方と英語でメールやり取りをする事も増えているでしょう。そんな際にビジネスメールとして相手を気遣う略語表現がいくつもあり、ビジネスパーソンとしては常識になっていますが、その中でも有名な一つ「NRN」の解説となります。
NRNの意味とは
「NRN」の意味は以下の通りとなります。
(1)英語表記「No Reply Needed」(又は「No Reply Necessary」)の略語で、主に外国人相手との仕事でメールの返信不要を意味するビジネス用語やネットスラング。
「NRN」は英語表記「No Reply Needed」(又は「No Reply Necessary」)の略語で直訳すると「返事は不必要」「返信は無用」となり、そこからメールなどの連絡をしなくて良いとする「返信不要」の意味となるビジネス用語、或いはネットスラングになります。日本ではビジネス用語としてグローバル企業や外国人相手のメールで特に使われますが、他にも友人知人とのメールやメッセージやり取り、或いはネット掲示板などでも使用されるネットスラングとしても定着をしています。要するに連絡を返す必要がないとして、他愛も無い内容だからと相手を気遣って「NRN」と一言付け加える優しさやマナー的な使われ方があります。また、お互いに何度もメッセージをし合ってもう終わらせたい時に文章最後に「〜See you NRN.」とすれば、その日はこれ以上連絡が来ないようになります。よって、基本的には外国人との英語でのメールやり取りで相手に返信不要と気遣う優しさが「NRN」ですが、ネット掲示板や日本人同士でも返信不要として使う場合もあります。
NRNの由来
「NRN」の由来は残念ながら不明ですが、日本では2010年代に入ってネットやスマホがより広く普及をするようになって使われ始めていきました。
NRNの文章・例文
例文1.妻は俺とのメールでいつもタイトルにNRNを付けるが、それは仕事中だからと気遣っている訳ではなく男友達に送る癖だと最近判明しショックを受けた。
例文2.取引先の連絡にNRNを記載するのは、流石にちょっと気が引ける。
例文3.職場では隣の席に座る相手にも会話をしないでメールやり取りでNRNとするのが習慣になった。
例文4.間違って大事な連絡なのにNRNと書き加えてしまい、上司から怒られた。
例文5.皇室や政府関係者もNRNといった連絡をし合っていると思うと、なんだかおかしくなる。
「NRN」を使った例文となります。
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NRNの会話例
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取引先への謝罪メール、面倒だなー。
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そんな愚痴ってないで、早く出した方がいいですよ。
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そうだな。ところで、最後に「NRN」と記載しといた方がいいよな?
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ちょっと待って下さいよ。謝罪メールに「NRN」はそれこそ失礼ですよ。相手を余計に怒らせてどうするんですか?
取引先に謝罪メールを出す事になった社員と同僚の会話やり取りです。
NRNの類義語
「NRN」の類義語には、返信不要という意味の「No Need To Reply」の略語「NNTR」などの言葉が挙げられます。
NRNの対義語
「NRN」の対義語には、返事をしてくれという意味のフランス語「repondez s'il vous plait」の略語「RSVP」などの言葉が挙げられます。
NRNまとめ
「NRN」は相手に対してメールなどの返信が必要ない際に用いる英語表現「No Reply Needed」の略語です。主にビジネス用語として「返信不要」という意味になり、相手が外国人だけでなく日本人同士でも本文最後に「NRN」と記載する事もあります。