skeb(スケブ)
「skeb」とは「イラストなどが得意なクリエイターとお客であるクライアントの仲介支援サービス」です。イラストなどを描いて稼ごうとするクリエイターと希望するイラストなどを欲しいクライアントをある意味で結び付けるビジネスでもあり、近年は注目を集めています。これまでならイラストなどはプロ以外は稼ぐ事が難しかったのでしょうが、これだけアニメや漫画などの人気が高まり特に海外でもファンが多くなると、この手のビジネスが誕生するのも必然なのでしょう。
skebの意味とは
「skeb」の意味は以下の通りとなります。
(1)イラストやボイスや動画などのクリエイターに有償で作品制作を依頼する「コミッション」の支援サービス。
(2)イラストを中心にした様々なコンテンツのクリエイターと依頼人の間を仲介する専門サイト。
日本の漫画やアニメは海外でも人気が高く、その流れから「ネット絵師」とも呼ばれる主に素人が制作するイラストなどが注目をされています。この独特なアニメのようなイラスト人気に着目した新しいビジネスが「skeb」で、日本人のイラストなどを描くクリエイターに活躍場を提供しその作品を欲しいファンであるお客との仲介をしています。これはイラストがメインですが、他にもボイス(声優やラジオなどの声を提供)や動画やテキスト(小説)などの作品を有償で制作依頼し、購入する事が出来るのです。要するに創作活動を得意とする素人クリエイターがお客の要望に沿った作品を作るサービスであり、その仲介サイトが「skeb」となります。本当のプロ専門家にお願いすると恐らくかなりの依頼料・制作費が発生しますが、素人なので数千〜数万円程度というリーズナブル価格になっているのも人気の理由なようです。日本のサブカル文化を支え、海外ファンと日本人クリエイターを結び付けるビジネスとして今後の更なる発展が注目されています。
skebの由来
「skeb」は株式会社「実業之日本社」の子会社である株式会社「skeb」が運営を行い、2018年11月30日にサービスを開始しました。その後は順調に推移し、2022年4月には総登録者200万人でクリエイター登録者10万人を突破し、月間取引高は約5億円を誇る盛況となっています。
skebの文章・例文
例文1.会社を勢いで辞めた後は途方に暮れていたが、イラスト才能で食っていこうとskebに登録した数か月後にはリーマン時代の倍ぐらい稼げるようになり、今や個人事業主として税金支払いに頭を痛めている。
例文2.いつもskebサイトを見ては依頼をお願いしようか迷っていたが、バイト代も入ったので自分を主人公にした異世界刑事作品の小説を頼む事にした。
例文3.海外のオタク達はskebにどんな注文をするのか興味がある。
例文4.今後はskebのような仲介業がもっと流行るだろう。
例文5.もしskebがもっと普及をすれば、テレビアニメ制作なども実験的に素人にお願いするようになるかも知れない。
「skeb」を使った例文となります。
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skebの会話例
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昼休みになると、いつもイラストを描いているよね。
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実は就職をしないで、卒業後はskebで稼ごうと思っているの。だから今はその練習期間。
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え、大学も行かないで就職も止めて…。skebって確かイラストとかのクリエイターが登録するサービスだよね。
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そうだよ。これなら自宅で仕事ができるから、弟や妹の世話もできるしね。
就職や進学を控えた高校3年の同級生同士の会話内容です。
skebの類義語
「skeb」の類義語には同様のコミッションサイトとして「SKIMA」「ココナラ」「タノムノ」などの言葉が挙げられます。
skebの対義語
「skeb」の対義語はありません。補足として「skeb」はコミッションサイトで「コミッション(commission)」は「販売手数料」「賄賂」「仲介」などの意味があるので、その対義語は「直取引」「直結」「直接取引」「ダイレクト」などになります。
skebまとめ
イラストや音声コンテンツ系「ボイス」などの能力がある人の作品と欲する人を結び付けるサービスが「skeb」です。所謂、素人ながらにイラストスキルなどの特技をいかして小遣いを稼ぐ人には打ってつけのサービスとして、依頼者からの要求に応えて作品提供すれば想像以上の金額を稼ぐ事も可能で、その一部を手数料として提供元「skeb」に支払います。特に外国からの需要が高く、日本の漫画アニメ人気を背景にして今後も成長が見込まれています。