「TAPALS」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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TAPALS(たぱるす)

TAPALSは、現在ではそのものは存在していませんが、未だにこの名称を大手消費者金融の総称として使う場合があります。

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TAPALSの意味とは

TAPALSとは、かつて存在していた大手消費者金融6社で構成されていた連絡会の名称で、その6社の総称としても、よく使われていた言葉です。
しかし、その6社のうち、現存しているのは3社のみで、今ではその3社が大手消費者金融という括りになりますが、TAPALSは2009年に解散してしまった為、今のその3社を指すような同様の名称(及び、3社での連絡会)はありません。ですが、冒頭のように、便宜上、これらをまとめて未だに「TAPALS」と表現する場合があります。

TAPALSの由来

TAPALSは”タパルス”と読み、その連絡会に入っていた6社の頭文字から、そのように命名されました。
Tは「武富士」(現在では廃業しています)、Aは「アコム」、Pは「プロミス」、次のAは「アイフル」、Lは「レイク」、最後のSは「三洋信販」(その後、プロミスに吸収合併されました)を指しており、途中でレイクは抜けましたが(新生銀行に業務移管された為、消費者金融ではなくなりました)、連絡会として存在していた間は、そのままTAPALSの名称のままでした。
この順番は、TAPALSの結成時のそれぞれの規模(売上高)の大きさ順です。現存している、アコム、プロミス、アイフルの3社は、今でもそのままの順番です。

TAPALSの文章・例文

例文1.TAPALSがあった当時は、よくそれらからお金を借りていたよ
例文2.今のTAPALSは3社だけで、もう普通はTAPALSとは呼ばないらしいね
例文3.TAPALSの中でも1番だった武富士が、まさか倒産してしまうとは…
例文4.消費者金融ならTAPALSだと言われていた頃が懐かしい
例文5.どうしてTAPALSは無くなってしまったんだろう?
TALAPSの解散の原因となったのは、他でもない過払い請求です。最高裁判所の決定によって、取り過ぎていた利息分は返還しなくてはいけないことになり、それによって武富士は廃業に追い込まれ、三洋信販はプロミスに吸収されました。

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TALAPSの会話例

  • 最近消費者金融のコマーシャルも減ったね。どうしてかな?

  • 過払い請求で取り過ぎていた利息分を返還したから、一部の企業が廃業しちゃったんだって。

  • なるほど。お金の貸し借りは、本当に気を付けないといけないね。

  • 本当に。TAPALSの言葉自体はなくなったけど、残ってる企業はあるからご利用は計画的に行わないと。

最近では聞かなくなったTAPALSですが、消費者金融自体はいつでもどこにでもあるので目にすることができます。しかし、借りすぎると返せなくなるので本当に気を付けないといけません。

TAPALSの類義語

TAPALSは、当時大手消費者金融だった6社が、銀行で言う「メガバンク」(現在の三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)に対抗して、大手6社のことを指す同様の言葉を作りたいと思って考えられた名称です。もちろん連絡会としても活動していましたが、そのような意味合いが強かったと言われています。
今でもこの言葉を、プロミス、アコム、アイフルの3社ことを指して使う場合がありますが、”大手消費者金融3社”という呼び方の方が普通で、当時から消費者金融を利用していた人でないと、TAPALSという言葉自体を知らないかも知れません。

TAPALSまとめ

現在では、銀行カードローンの台頭によって、消費者金融はどこも苦しい経営を余儀なくされていますが、かつてのTAPALSだった今の大手3社は、荒波を乗り切ってきただけのことはあり、今でもどこもかなりの規模を誇って営業しています。

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