「Y2Kファッション」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

Y2Kファッション(わいつーけーふぁっしょん)

｢Y2Kファッション｣とは｢今から20年前の2000年代ファッションの再ブームの呼び名で、Z世代の若い女性達にはトレンドとして支持されている事｣です。洋服やスタイルは個性よりも結局は流行に乗る事が大前提となっています。流行の物を着たり取り入れると、現代の最先端を生きていると錯覚するのでしょう。しかし、20年前の流行を新鮮として取り入れるのは逆行を喜んでいるようにしか見えませんが、Z世代やファッション業界が喜べばそれでいいのです。

Y2Kファッションの意味とは

｢Y2Kファッション｣の意味は以下の通りとなります。
(1)Z世代の若い女性に注目される2000年前後のファッションが再燃するブームの事。
(2)SNSなどで話題の2000年代に流行ったファッションがトレンドになっている現象で、欧米スターや若者などが積極的に当時のファッションを着こなし注目を集めている。
”Y2K”は｢Year 2000 kilo(キロ)｣の略から｢2000年｣｢2000年代｣、”ファッション”は｢洋服｣｢流行のスタイル｣｢流行の服装や髪形｣で、｢2000年代に流行った洋服スタイル｣が｢Y2Kファッション｣です。現在のZ世代と呼ばれる若者には、2000年前後のファッションが逆に新鮮という事で日本だけでなく欧米各国や中国韓国など世界各国でヒットしています。近年は地味であったり落ち着いた無難なスタイルが流行っていましたが、その反動で2000年代の派手でギラギラしたセレブチックな洋服が逆にオシャレとして、女性ならミニスカートやお腹を見せるへそ出しなど露出高めやジャージなどを取り入れたファッションが注目されています。男性の方はそこまで｢Y2Kファッション｣が流行っていませんが、もしかしたら当時のギャル男やホスト風のスタイルが再燃するかも知れません。ファッションは20年周期で繰り返されるので、20年前の2000年代のスタイルが流行るのは自然なのですが、現在はInstagramやTwitterなどSNSが当たり前にあるので、これらに画像が投稿されると影響や反響があまりにも大きく感化される若者が自然と増えていきます。

Y2Kファッションの由来

｢Y2Kファッション｣は2018年頃からファッション業界で使われ始めました。当初は大人の女性向きに当時のファッション再燃の兆しが見え始めたのですが、それが若いZ世代にヒットをして当時のファッションがトレンドとなったのです。因みに、”Y2K”はコンピューター2000年問題で使われたのが最初です。

Y2Kファッションの文章・例文

例文1.40代なので昔からY2Kファッションを続けているのは、流石に草だ。
例文2.そう言えば、ユニクロなどのサイトもY2Kファッションに力を入れているように見える。
例文3.ホスト風のウルフヘアがY2Kファッションで再ブームになれば、今の薄毛で苦しむ40代に希望の光としてカツラ業界も大忙しだろう。
例文4.10年前はダサくて、20年前は新鮮という謎理論のY2Kファッションを本気で信じているんだから、Z世代も結局は昔の若者とやっている事は何一つ変わらない大勢順応主義の量産タイプで中身はチー牛でしかない。
例文5.後数年もしたら、Y2Kファッションも下火で誰も思い出す事もなく風のように消えていく。
やや皮肉調で｢Y2Kファッション｣を使った例文です。

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Y2Kファッションの会話例

• 

  久しぶりに週末は洋服を買いに行こうか？
• 

  オシャレに興味がないあなたが珍しい事。
• 

  偶には洋服ぐらいを買わないとな。それに最近巷ではY2Kファッションが流行っているそうじゃん。それなら当時を知る俺が、ビシッと着ればトレンドを意識しているオシャレオヤジになれるって訳だよ。
• 

  Y2Kファッションは若い子が着るからいいのよ。私達が着たら、20年間ずっと同じ服だと笑われるわよ。

中年夫婦の｢Y2Kファッション｣に対する意識についての会話となります。

Y2Kファッションの類義語

｢Y2Kファッション｣の類義語には、｢Y2Kブーム｣｢2000年代ファッション｣｢2000年代トレンド｣などの言葉が挙げられます。

Y2Kファッションの対義語

｢Y2Kファッション｣の対義語は厳密にはありませんが、強いて挙げるなら｢最新トレンド｣｢最新ファッション｣｢先取りファッション｣｢流行ファッション｣などの言葉になります。

Y2Kファッションまとめ

｢Y2Kファッション｣はZ世代が注目する2000年代当時に流行ったファッションの再燃ブームです。当時のような露出高めで派手な洋服が現在の若い女性達には人気で、その着こなしをSNSに投稿する事でさらに拍車をかけて世界中で盛り上がっています。ファッションの20年サイクルもありますが、自分達の両親世代が若い時に着ていた洋服は心のどこかで一度着てみたいと願望があったのでしょう。