プリザーブドフラワー(preserved flower)
家族や友人、恋人に綺麗な花を贈りたいが、すぐに枯れてしまったり花粉や手入れの大変さなどの問題があるから贈れないし、造花じゃ贈り物としては向かない、と悩んだことはないでしょうか。実はそんな人のために、プリザーブドフラワーという手入れもほとんど不要で数年も長持ちする贈り物にぴったりな加工されたお花があります。これからその「プリザーブドフラワー」について解説していきます。
この記事の目次
プリザーブドフラワーの意味
「Preserved」は「保存された」という意味になります。
作り方は、ドライフラワーは自然乾燥もしくは乾燥剤で水分を抜きますが、プリザーブドフラワーは先に一旦水分を抜き、保存液を吸わせてから乾燥させるので柔らかく、生花に近い状態で長期間保つことができます。造花ではなく、長期保存可能な生花になります。
プリザーブドフラワーの由来
美しい花を長く楽しみたいという思いから何千年も前からドライフラワーが作られるようになりました。それからさらに時を経て自然乾燥の製法よりサイズや色をキープできるフリーズドライという技術が生まれましたが脆さや変色をしてしまうのは変わりませんでした。研究を重ね、1991年生花に近い状態で保存できるプリザーブドフラワーができました。日本に輸入されたのは1996年頃と言われています。
プリザーブドフラワーの文章・例文
例文1.先日祖母の誕生日に生花の世話は難しいのでプリザーブドフラワーを贈った
例文2.入院している友人へのお見舞いに小さな箱に入ったプリザーブドフラワーをあげた
例文3.どのプリザーブドフラワーも色も形も綺麗で選ぶのに悩む
例文4.生花も良いがすぐに枯れてしまうのが悲しいのでプリザーブドフラワーが欲しい
例文5.プリザーブドフラワーが綺麗に箱に敷き詰められている様子がとても可愛く見える
日本人には言いづらかったようで少し前まで「ブリサードフラワー」と誤って広まっていたそうです。
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プリザーブドフラワーの会話例
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お祖母ちゃんの白寿の祝いに花を贈りたいんだけど、やっぱ世話が大変になるかな?
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そうだね、もう90歳だもんね。
最近流行ってるプリザーブドフラワーなら手入れもほとんどしないでいいし見た目も華やかで綺麗だから丁度良いんじゃないかな? -
あ、なんか知ってるぞ。ドライフラワーみたいなやつだよね?
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そう。今度一緒に買いに行こっか。
世話などは必要ありませんが、5年、6年保たせたせたいのであれば、高温多湿な場所や日や照明が強く当たる場所は避ける、埃が被ったらドライヤーの弱風やアイブロウブラシなどの毛先が柔らかいブラシで払うなどのちょっとした注意点に気をつけなくてはいけません
プリザーブドフラワーの類義語
プリザーブドフラワーの類義語は「ドライフラワー」や「生花」が挙げられます。
プリザーブドフラワーまとめ
とても可愛らしいデザインのものが多いので友人や恋人への贈り物にいかがでしょうか?
最近では入院のお見舞いや老人ホームにいる親戚、家族にお花を贈りたいと思っても、施設側から花粉による感染症の危険や世話をする事が出来ない、縁起が悪いなどの様々な理由で断られる場合が多くなりました。ガラスのケースに入ったプリザーブドフラワーなども多くガラスが湿度や埃から守る事ができるのでおすすめです。