エボラ出血熱(えぼらしゅっけつねつ)
最近のニュースでアフリカ諸国のコンゴに滞在していたという日本に帰国した70代の女性がエボラ出血熱に感染の疑いがあると報道され話題になりました。幸いにも陰性との診断が出てことなきを得ましたが、本当に感染してしまっていたらどうなっていたのでしょうか。このエボラ出血熱について掘り下げていきます。
エボラ出血熱の意味
エボラウイルスによるウイルス性出血熱の事で、2日〜21日の潜伏期間を経て発症します。症状としては発熱や倦怠感、食欲低下、頭痛、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状がみられ、悪化すると出血しやすく止血しにくい出血傾向になる場合があります。後遺症として関節痛や視力障害などが出ることもあるようです。さらに神経症状や出血症状、血圧低下などの重症に至ると死亡する場合もあります。
血液や分泌物、吐物、排泄物などの患者や感染した動物の体液に触れると感染してしまいます。
エボラ出血熱の由来
「エボラ」はウイルスが初めて分離・採取された患者の住んでいたザイール(コンゴ民主共和国)の村を流れる川の名に由来しているとされています。
エボラ出血熱の文章・例文
例文1.アフリカから日本に帰国してすぐに発熱したためエボラ出血熱が疑われた
例文2.エボラ出血熱の感染者は他の人に移さないように隔離されてしまう
例文3.ほとんどはノロウイルスのように消化器の異常がみられるが最悪死んでしまう恐ろしい病だ
例文4.エボラ出血熱の感染の可能性が高くなるため、洞窟や野生動物との触れ合いは注意しなくてはならない
例文5.高熱や倦怠感などが出たがエボラ出血熱ではなくインフルエンザだったので心底安心した
どんな病にしろ病気になるのは辛いですが、隔離が必要なエボラ出血熱のような感染症にはことさら気をつけなくてはなりません。
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エボラ出血熱の会話例
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このあいだのニュース見た?アフリカから帰ってきた人がエボラ出血熱の可能性で緊急検査だっていうの。
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見たみた。怖いよね。
結局違かったみたいだけど、ああいうのがあると海外に行くのが嫌になっちゃうわ。 -
ほんとだよねぇ、決して日本が安全ってわけでもないけど、海外怖いなって思っちゃうね。
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どんなに気をつけてても感染者に気づかず接触なんてこともありそうだもんね。警戒しながらの旅行なんて楽しくなさそう。
エボラ出血熱感染によって旅行に否定的な意思を見せる2人の会話になります。
エボラ出血熱の類義語
類義語などは残念ながら特にありません。
エボラ出血熱まとめ
この感染症は、アフリカ諸国(コンゴ共和国、スーダン、ウガンダ、ガボン等)にて多く起きているもので、自然宿主は大蝙蝠かのフルーツコウモリとされています。動物から人へ、人から人へどんどん感染していきます。治療をすれば治る見込みはあるのですが、治療をせずに過ごしてしまうと死に至りますので少しでも体調がすぐれないと思ったら病院で検査してもらうことをお勧めします。楽しい旅行を最後まで笑顔で終われるようによく注意して行ってくださいね。