沈魚落雁(ちんぎょらくがん)
「花も恥じらう」の類義語に挙げられているのをみてなんだこの四字熟語はと思った方はいないでしょうか?なかなか見ない漢字の並びで読み方が分からない方もいるかと思いますが、これは「ちんぎょらくがん」と読みます。この言葉について解説していきたいと思います。
沈魚落雁の意味
魚や雁(がん、かり)も恥じらい身を隠してしまうほどの美人を形容する言葉という意味になります。
美しい人を見たとき魚も鳥も恥ずかしくなってしまうほどだというときに使われます。
沈魚落雁の由来
元々は美しいものを見たときに人間と魚や鳥の感じ方の違いを説明するために用いられた言葉ですが、閉月羞花という言葉が付け加えられるようになってからは、世で最も美しい女性の説明として魚も恥じらって水面から沈み、渡り鳥である雁が空から落ちてしまうようと例えられ「沈魚落雁」となりました。
沈魚落雁の文章・例文
例文1.1000年に1人の逸材、沈魚落雁の女性が出たと話題になった
例文2.僕の妻は美しくまさに沈魚落雁だ
例文3.昔は沈魚落雁と言われていたが流石に寄る年波には勝てない
例文4.取引先の担当者が沈魚落雁な美人だった
例文5.沈魚落雁だと褒めたが彼女は意味がわからないと言いどこかへ行ってしまった
沈魚落雁という言葉を知っている方は多くないかと思いますので使うときはすぐに意味を言うようにするといいでしょう
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
沈魚落雁の会話例
-
君は本当に沈魚落雁で性格も穏やかで僕には勿体無い女性だよ
-
褒めてくれるのはありがたいけど沈魚落雁てどう言う意味なの?
-
沈魚落雁は魚も鳥も恥じらうほど美しいと言う意味だよ
絶世の美女ってことだね -
ああそうだったの!意味を知らないと褒められてるのかわからない言葉ね
沈魚落雁という言葉を使って彼女を褒める男性とその彼女の会話になります。
沈魚落雁の類義語
沈魚落雁の類義語には「花も恥じらう」や「羞花閉月」などの人でなくても恥ずかしがるほどの美人という意味で使われる言葉が挙げられます。
沈魚落雁まとめ
とても美しい人を見たときに「沈魚落雁のようだ」と使うことができますが、この言葉は知っている人は知っているという感じで知らない人の方が多いかもしれません。そして字の雰囲気からもあまり褒められているのかわからず不安になってしまいかねないのできちんと意味を説明してあげてくださいね。とても素敵な意味を持つ言葉なので積極的に使って広めて行って欲しいと思います。