千日紅(せんにちこう)
千日紅はお庭や花壇、鉢などで育てられる花です。また、切り花にして仏壇などに飾ることもあり、日本ではよく見られるとても有名な花なので、カタカナで「センニチコウ」という表記を見た事がある方も多いのではないでしょうか。今回はこの千日紅の花言葉の意味や由来などをご紹介します。
千日紅の花言葉
千日紅の花言葉には「色褪せぬ愛」と「不朽」の2つがあります。英語の花言葉にも「unfading love(色あせぬ愛)」「immortality(不死、不滅)」といった日本語と同じような意味合いがあるようです。
千日紅の由来
千日紅という名前の由来は、百日間咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも長く咲くということから来ています。実際に千日咲き続ける訳ではなく、少しオーバーに表現された名前のようです。
また、花言葉の「色褪せぬ愛」や「不朽」は、ドライフラワーにしても色が美しいまま保たれるという特徴から付けられたと言われています。
千日紅の文章・例文
例文1.千日紅は、日本では昔から仏花として飾られてきた
例文2.可愛い丸い花のように見える苞葉が、千日紅の特徴である
例文3.千日紅の花は、鮮やかな苞葉に埋まるようにして咲くそうだ
例文4.千日紅の開花期間は長く、それが花名や花言葉の由来となっている
例文5.ドライフラワーにしても鮮やかな千日紅は、まさに不滅の愛を表しているようだ
お盆という日本の風習にも関わりが深く花言葉も素敵なため、日本人に好かれている花です。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
千日紅の会話例
-
お盆の時期の仏壇には、鮮やかな花々が飾られて綺麗だよね。
-
私はあの千日紅っていう小さい丸い花が好きだな。花言葉も素敵だし。
-
でも実はあれ、花じゃないんだって。
-
そうなんだ!それにしても長い期間咲き続けるし、盆花にはぴったりだよね。
有名な花ではありますが、あの鮮やかな部分を花だと思っている方も意外と多いのではないでしょうか。
千日紅の別名
千日紅は「センニチコウ」「千日向」と書くこともあります。また「千日草」「盆花」と呼ばれることもあるようです。英語では「Gomphrena globosa」と書きます。
千日紅まとめ
千日紅は乾燥や暑さに強く、日本の夏にも適応し長い期間に渡って咲き続けることから、不朽や色褪せぬ愛といった花言葉がつけられました。この千日紅のようにいつまでも色褪せない愛を見つけ、大切にしたいですね。ちなみに、実は花そのものではなく苞(ほう)を観賞して楽しむ植物とされています。苞(ほう)とは花や花序の基部にあるツボミを包んでいた葉のことで、赤・紫・ピンク・白・黄色など様々に色づき美しいそうです。