菊(きく)
一年中手に入れることはできますが、見頃は秋とされています。昔から食用や観賞用として親しまれ、仏様に供えたり、パスポートの表紙や皇室の紋章になっていたりと多くの場面で菊の花は使われています。この菊の花、実は長生きの薬と信じられていたそうです。仏花としても知名度の高い菊について花言葉や名前の由来などをご紹介します。
菊の花言葉
菊は花は色だけでなく一部種類別に花言葉がつけられています。
冬に咲く寒菊は「健気な姿」「芯の強さ」「忍ぶ恋」「繊細」
スプレーマムは「気持ちの探り合い」「逆境にめげない」「私はあなたを愛する」
ピンポンマムは「嬉しい夢」とつけられています。
色別だと
白は「真実」「あなたを慕う」「誠実な心」
黄は「長寿と幸福」「破れた恋」
赤は「あなたを愛しています」
ピンクは「甘い夢」
紫は「私を信頼してください」「私の勝利」「夢が叶う」などがつけられています。
菊の由来
中国より伝来した時に「クク」と呼ばれていたのが「きく」に変わったとするせつや一年のうち一番最後に咲く花として行き詰まりを表す「窮まる(きわまる)」が語源となって「きく」になった説があります。
「菊」という漢字は、花弁が中心に向かって丸くなっている様子を、お米を手で握った形になぞらえて作られたと言われています。
菊の文章・例文
例文1.避けてしまうが刺身などについている小さい菊は食用だから食べられる
例文2.様々な菊が花屋にあってどれを買うか悩むな
例文3.思いを込めて妻に赤い菊を贈る
例文4.花束に菊を入れると華やかになる
例文5.父の墓に供える菊を買ってから行かないとね
お供え用の花として菊が使われるのは、菊の花が長持ちする事と、その花姿と香りが邪気を払うと信じられていた事、種類が豊富で一年中手に入る花だからだそうです。
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菊の会話例
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今日は結婚記念日だから、君にプレゼントがあるんだ。
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実は私もあなたにプレゼントがあるの!
じゃん!菊の花束です! -
見事に被ったなぁ、僕からのプレゼントも赤い菊の花なんだ。束ではないけど。前に花言葉を教えてもらったから、記念日に買おうと決めてたんだ。
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まぁ素敵!ありがとう!いつまでも仲良くいようね!
お互いに愛を伝える菊の花を贈っている夫婦の会話になります。
菊に似た意味の花言葉を持つ花
愛情を伝える花言葉を持つ花は「カーネーション」や「コスモス」「サルビア」「月見草」などがあげられます。中には色や種類によって真逆の意味を持つものもあるので贈る際には確認したほうがいいかもしれません。
菊まとめ
和食に小さな菊の花びらが散らされていたり、パスポート、皇居などに使われていたりと菊は日本を代表する花でもありますね。見た目の華やかさ、綺麗な色から和食に使われたり、華やかで素敵な意味の花言葉を持ち、たくさん種類があるため、観賞用や栽培用としても菊の花は人気が高いものとなっています。