足元を見る(あしもとをみる)
皆さんは、足元を見るということわざはご存知でしょうか?あらゆる場面で使われることわざで、意味は相手の弱みにつけこむという意味になります。値段交渉やホテルや食事など用意されているもののグレードなど、隙を見せてしまうと足元を見られ悔しい思いをしてしまうかもしれません。また、間違えて使ってしまいトラブルにならないように正しく意味を理解してこのことわざを使えるように解説をしていきたいと思います。
足元を見るの意味
「足元を見る(あしもとをみる)」という意味は、「人の弱点を見抜き、それにつけこむこと」です。
足元を見た方は、とても有利な状況になり、思い通りになることでしょう。
一方、足元をみられた方は、状況を見られ相手の思い通りにされてしまうという事になります。
足元を見るの由来
色々な物や事が発達した今日。車や電車のような公共交通機関も同じです。その影響で人々は徒歩で移動する場面が昔より少なくなってきている現状です。ですが、昔の人々は、乗り物が発達していないので、徒歩で生活していました。そこから発展し、駕籠かきや馬方といった人を運ぶ職業に就く人が増えました。
その人たちは、客の足元を見て汚れやほつれのダメージを判断し、料金を設定していことからが由来になっています。
また、疲れているときは誰しもが楽をしたいという「人の弱みにつけこむ」ということも由来になっています。
足元を見るの文章・例文
例文1.足元を見られ、安く買われた
例文2.人の足元を見る前に、先を見すえて行動しなさい
例文3.足元を見て、戦略を立てる
例文4.足元を見られ、先制点を取られる
例文5.私の長所は足元を見ることだ
足元を見ることは、悪いことでなく、いいことでも使われます。
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足元を見るの会話例
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先週部長に「退職したくないならサービス残業をしてください」って言われた。
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年齢も役職も下やからって足元見すぎだね~。
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ほんとにムカつく。訴えようかな(笑)
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今度話すときレコーダーで録音しておいたら?
ここでは、上司から退職にされそうな危機という弱みにつけこまれて、それが無理なら可能にしろと言われています。上司より経験や役職で劣っていることから弱みにつけこまれている状況です。
足元を見るの類義語
足元につけこむ、足元に付け入る
足元を見るまとめ
いかがでしたでしょうか?
「足元を見る」ということわざを単に足を見るという意味で捉えている方が多かったのではないでしょうか。
足元を見られて悔しい思いをしないように隙を見せないよう注意深くいるべき場面は多いようです。皆さんも足元を見られないように気をつけ、逆によく見せようとしていたり悪いことをしようとしている人に騙されないように怪しいと思ったら相手の足元を見て自分に優位な話ができるようにしていきましょう。