潜伏期間(せんぷくきかん)
最近では新型肺炎・コロナウイルスのニュースで話題は持ちきりになっています。
通常風なども症状が出てから診察を受けるものですが、新型肺炎の潜伏期間中に接触をした人からの感染はあるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。実はそれに対して中国衛生当局が潜伏期間中に感染すると発表しています。潜伏期間とは大体いつ頃のことを示す言葉なのか解説していきたいと思います。
潜伏期間の意味
感染症の病原体に感染をしてから症状が出るまでの数日〜数週間の期間を言います。もしくは感染性をもつまでの期間のことを指しています。
感染していても症状は出ない期間ですので潜伏期間中に濃厚な接触や食事中や会話中に飛んだ唾(つば)などから無自覚のまま感染してしまうことがあります。
潜伏期間の由来
文字通り病原体が体の中で症状が出るほどになるまで潜伏している期間であるためこのように呼ばれています。
・インフルエンザ(1〜3日)
・風疹・はしか(2週間)
・結核(4〜8週間)
・エイズ(数年〜数十年)
・新型コロナウイルス(1〜14日)
と病原体によって潜伏期間は異なり、症状が出ていな間も感染している可能性は高いとされています。
潜伏期間の文章・例文
例文1.恋人とデートをした日がインフルエンザの潜伏期間中だったらしく二人とも1日違いでインフルエンザの症状が出た
例文2.今空港を歩いている人が平然としていても潜伏期間中でないとは言い切れないので感染の可能性はある
例文3.新型コロナの潜伏期間は10日前後と言われている
例文4.結核やはしかなどの潜伏期間が長期的なものはいつ人に感染してしまうかわからないので怖いと思った
例文5.感染症は大体潜伏期間を経てから発症する
潜伏期間中は気づくことができない状態なため対策をしていない場合が多いので病原体が弱い状態とはいえ感染のリスクがないとはいえません。
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潜伏期間の会話例
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中国にいる日本人を何とかして帰国させるって首相が言ってたね。みんな無事だといいよね。
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潜伏期間中でも感染するっていうからね、迎えに行く人も注意しないとだし、帰国した人のことも2週間くらい病院で見ていてくれないと安心できないなぁ
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確かに、診察受けて何もないからオッケーってわけじゃないもんね
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今空港で仕事してる人とか飲食店とかサービス業は印象が悪いからってマスク禁止って言われるけど、働く人と客を守るためにもしたほうがいいと思うんだよねぇ
印象が悪いという理由でマスクをしてはいけない店や職場はかなり多いので心配になりますね。
潜伏期間の関連語
関連語には「感染症」「伝染病」「潜伏感染」「スーパースプレッダー」などが挙げられます。
潜伏期間まとめ
武漢のコロナウイルスは潜伏期間中や無症状の状態での接触で感染が拡大しているようです。現在中国では交通機関やテーマパーク、観光地の閉鎖をするなど対策をしています。
中国だけでなく他の国でも帰国者などからの感染が確認されていますし日本での発症者もいます。これから帰国する方もいらっしゃいますので十分に対策をして身を守るようにしてください。
くしゃみなどの飛沫によって感染するものなので手洗い、うがい、マスクの着用で防げるものだそうです。