風雅(ふうが)
風雅という言葉を聞いたことがあるでしょうか?人の名前としても人気のある言葉なので目にしたことがあるという方はいるかもしれません。漢字を見るだけで美しいというような意味があるのだろうと想像できますが、本当はどういった意味なのでしょうか。
今回は「風雅」という言葉について解説していきたいと思います。
風雅の意味
上品で美しい雰囲気であること、また遥かに洗練された好ましい味わいであることを表す言葉で、文芸や詩歌、文章など芸術の道のこと、また俳諧の道を意味しています。
響きの良さや「美しい人に」「文芸の道に進んでほしい、芸術的で素晴らしいものに出逢えるように」等の願いを込めて「風雅」という名前は人気のあるものとなっています。
風雅の由来
漢詩の「六義(りくぎ)」という中国古代詩の6分類の「風」「賦」「比」「興」「雅」「頌」のなかの諸国の民謡風を表す「風」と宮廷の儀礼的な詩を表す「雅」のことを指していましたが、次第に芸術的な文芸を意味するようになりました。
風雅の文章・例文
例文1.風雅な庭園を眺めわびさびを感じている
例文2.この部屋は大変風雅な造りだ
例文3.彼女の書道の腕前は風雅に通じている
例文4.隣のクラスのA君は風雅の心得があり文学に詳しい
例文5.風雅の道はいかなる積極的活動的なる日本にも存在すべきものなのである
風雅という言葉を使った分の例になります。
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風雅の会話例
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すみません、婚約者の家族に挨拶をする予定なのですが、どのお菓子がおすすめですか
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そうでですね、それですとこちらが風雅なお菓子と人気の高いものでご挨拶にも最適かと思いますよ
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ああ本当だ、とても綺麗ですね!それならそのお菓子二つください
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ありがとうございます!
風雅を用いた会話の例になります。
風雅の類義語
風雅の類義語には「風流」が挙げられます
風雅まとめ
芸術に携わっている方でも聞き馴染みがある言葉かと聞かれたら少々言葉に詰まってしまうかもしれませんね、風雅という言葉は上品で好ましい味わいであるという賛美を意味で用いたり芸術的であると言ったような時に使用します。褒める時に使う言葉になりますので、上品な味わいの飲み物や食べ物を口にした時や芸術品を目にした時などにぜひ使ってみてはいかがでしょうか。