不要不急(ふようふきゅう)
イタリアでは、封鎖措置が全土に拡大していて、移動制限まで設けています。それ比べて、日本は全国一斉休校要請を行いましたが、それ以降はイベントの自粛などを呼び掛けるぐらいで具体的な対抗策についてのアナウンスはありません。
日本では、個人の自由を尊重しているため、移動制限などを設けることは自由の侵害とされます。ですので、「不要不急の外出は控えるように」とのアナウンスがよくされているというのが現状なのです。今回はこの「不要不急」について詳しく見てみましょう。
不要不急の意味とは
不要不急の意味とは、必要だったり急な出来事ではないことを指します。「不要不急の外出は避けるように」ということは、生活物品を買いに行くことや仕事で取引先が急に重大なインシデントを起こしてしまったなどといったことではない限り、できれば外出を控えるようにとのことなのです。
不要不急の由来
新型コロナウイルスによって、人が集まる集会なども自粛となりました。このことが経済的に大きなダメージを与えています。特に観光産業は、訪日外国人が減少してることや、日本での自粛ムードや不要不急の外出は避けるようにとの勧告があったことからも観光に行く人は特に限られているからです。
人の出入りを制限することは、感染リスクを下げることにもつながりますが、それによって生じた影響はこれからどうなるのでしょうか。
不要不急の文章・例文
例文1.政府からの勧告もあったように、不要不急の外出は控えるようにした。
例文2.これからも不要不急の外出の自粛が続くと商売が成り立たない。
例文3.不要不急の外出の自粛ということで、この時期の観光業が大きなダメージを受けている。
例文4.不要不急の外出が制限されることは、人々のストレスがどんどんたまっていくだろう。
例文5.不要不急の外出が自粛されているので、街が閑散とした。
観光業に対しての経済的なダメージが大きくなると、これからどうなってしまうのでしょう。
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不要不急の会話例
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ここんところ、ジムとかも休みだし、家に帰ってもやることないしでひまなんだよね。
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わかるけど、でも不要不急の外出は避けないと。本とか映画をみるとかなんでもできるものよ。
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そうなんだけどね。体を動かして遊びたいんだ。なにかいい方法とかないかな?
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それなら筋トレしてみたら?体に良いわよ。
外に出るのも限られているので、家でできることをしましょう。
不要不急の類義語
不要不急の類義語として挙げられる言葉はありませんでした。
不要不急まとめ
今は基本的に自粛ムードが続いていますが、この自粛ムードはいつまで続くのでしょうか。全国各地で感染者が拡大していることからも今後の政府の対応に対して注目されます。
そして、今回の対応が十分であったかどうかも議論されるでしょう。その時になればきっと、この対応が十分であったかはわかるので、それまでは自粛ムードに準じておきましょう。