OODA(うーだ)
業務効率の向上や改善をするための方法で「PDCA」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。この「PDCA」に続き、近年では「OODA」という方法も注目されつつあります。今回はこの「OODA」について詳しくご紹介していきます。
OODAの意味とは
「OODA」とは、作業効率の向上や改善を図るために「物事を観察して得たデータを分析・予測をして、その結果に基づいて今後の動きを決定して実行をする」という考え方です。「OODAループ」と呼ばれたりもします。
OODAの由来
「OODA」は以下の4つの英単語の頭文字をつなげた言葉です。
・Observe(観察する)
・Orient(位置を確かめる、向ける)
・Decide(決定する)
・Action(実行する)
この「OODA」ループは、アメリカの空軍のあるパイロットが考えた方法であり、同じような方法の「PDCA」と比べると「OODA」は「常に状況が変わる場合、臨機応変な対応ができる」という柔軟性があります。
OODAの文章・例文
例文1.軍隊で生まれた考え方ということもあり、OODAは柔軟性や機動性に優れている。
例文2.あるスポーツ選手がライフサイクルにOODAループを取り入れているらしい。
例文3.OODAループを意識して受験勉強をしたら、難関大学に合格することができた。
例文4.OODAループを取り入れる企業は多い。
例文5.競合他社との戦略法としてOODAを取り入れることになった。
ビジネスだけではなく、様々な場面で使われている考え方です。
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OODAの会話例
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サッカーチームのコーチをやることになったんだよ。
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えー!凄いじゃない!勝つための戦略とかは考えているの?
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まあね。OODAループをチームで取り入れているんだ。
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へえ。OODAはスポーツにも適用することができるのね。
こういったメソッドを実際に取り入れているスポーツチームも少なくありません。
OODAの類義語
「OODA」と関連する言葉には「PDCA」「KGI」「KPI」などの言葉があります。
OODAまとめ
今回は「OODA」について詳しくご紹介しました。
「OODA」のような作業効率化の実現や改善のためのメソッドは他にもありますが、状況や環境に応じてどのメソッドを取り入れるべきなのかよく考えることが重要です。