顔向けできない
皆さん、最近何か恥ずかしい体験はしましたか。大きな恥をかいた後って、もう誰にも会いたくないという気持ちになりますよね。今回はそんな気持ちをうまく表す、「顔向けできない」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。
顔向けできないの意味とは
「顔向けできない」とは、失態による恥ずかしさや申し訳なさが、その人の顔を見ることができないほどに大きいことを表します。
顔向けできないの由来
恥や申し訳ないという感情が強すぎて、相手の目を見ることすらはばかられるというところから、「顔向けできない」という言葉はきています。
顔向けできないの文章・例文
例文1.赤点をとったことが恥ずかしすぎて、誰にも顔向けできない。
例文2.自分の勘違いで多くの人に迷惑をかけてしまい、顔向けできない。
例文3.大きなミスをしてしまい、部下に顔向けできない。
例文4.クラスメイトに間違いを馬鹿にされ、誰にも顔向けができない。
例文5.彼は自らの間違いに気がつき、私に顔向けできない様子だ。
皆さんも学生時代、授業中に発表した答えが間違っていて周囲に笑われたことはありませんか。本来間違えることは悪くないのですが、あの経験が嫌で発表することが嫌になった人は多いのではないでしょうか。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
顔向けできないの会話例
-
昨日は人生で一番大きな恥をかいたよ。
-
何があったの。
-
大事な商談があったんだけど、終わってからズボンのチャックが全開だったことに気付いたんだ。もう彼らには顔向けできないよ。
-
何も言われなかったなら、彼らも気づいてなかったんじゃない?
他人のズボンのファスナーが全開だと、本人は気づいていないのにわざわざ知らせて恥ずかしい思いをさせるかもしれないなどと考えて、教えてあげるか迷いますよね。
顔向けできないの類義語
「顔向けできない」の類義語には、「穴があったら入りたい」や「バツが悪い」などが挙げられます。
顔向けできないまとめ
今回は、失態による恥ずかしさや申し訳なさが非常に大きい様を表す、「顔向けできない」という言葉について解説しました。顔向けできないほど失敗が恥ずかしいとは言いますが、失敗すること自体は恥じるようなことではありません。失敗が恥ずかしいものだと認識してしまうと、チャレンジ精神がどんどん無くなっていってしまうので、注意しましょう。