手を焼く(てをやく)
皆さんは最近何か「手を焼いている」ことはありますでしょうか。新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく変わり、その変化に手を焼いている人は少なくないかと思います。ところで皆さん、「手を焼く」という言葉の意味をご存知ですか。色々と手を焼くことが多い昨今ですので、よく聞く言葉ではありますが改めてこの言葉について解説したいと思います。
の意味とは
「手を焼く」とは、「その物事を上手く処理出来ない」ということを表します。「子供達に手を焼く」「仕事に不慣れな新人に手を焼く」など、こういった表現をよく聞くのではないでしょうか。この言葉は、「お世話をする」といったようなニュアンスでもよく使われます。
手を焼くの由来
この言葉の由来は「触ると手が火傷してしまうほど扱いが難しい」というところから来ていると言われています。
手を焼くの文章・例文
例文1.彼は騒がしい園児達に手を焼いている。
例文2.彼女は慣れない家事に手を焼いている。
例文3.彼は小さい頃病気がちで、非常に手を焼いた。
例文4.新人の物覚えが悪く、手を焼いている。
例文5.手の焼ける人がいなくなって安心する。
アルバイトなどでも、新人さんは手が焼けますが、不慣れなことは上手く出来なくて当たり前なので、暖かい目で見守りましょう。
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手を焼くの会話例
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相変わらずY君は手が焼けるよ。
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まあしょうがないよ。つい最近入社したばかりなんだし。
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確かにね。でも、僕が入社した頃はもっと厳しい人ばかりだったけどね。
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だからって彼に対して過度に厳しく接するのは、ただの老害だよ。
老害上司の扱いには、部下の方も手を焼いているでしょうね。
手を焼くの類義語
「手を焼く」の類義語には、「持て余す」や「手に余る」などが挙げられます。
手を焼くまとめ
今回は、「その物事をうまく処理できない・世話をする」という意味の、「手を焼く」という言葉について解説しました。人それぞれ何か手を焼いていることがあるかと思いますが、苦手なことは割り切って諦め、自分の強みを伸ばすことに専念するのも良いかもしれませんよ。