過半数(かはんすう)
「過半数を超える」という言葉を皆さん使った事があると思いますが、実はこの言葉は間違いであるという事をご存じでしょうか。非常に間違えて使われている言葉です。ここでは過半数の意味をわかりやすく解説をしていきますので、これから使い間違えのない様にしていきましょう。
過半数の意味とは
過半数の意味は、全体の半数を超える数という意味です。よく「過半数を超える」と使うことがありますが、これは厳密には間違えで「過半数」自体に半分以上という意味があるため「超える」をつけてしまうと意味が重複してしまうのです。こう言った使い方をしたい場合は「半数を超える」または「過半数を占める」と使うと良いでしょう。よく間違える言葉としても有名なので覚えておくと良いとおもいます。この言葉は主に賛成と反対を多数決で決めるときなどに使われることが多いので、そういう場面がある人は覚えておいて損はないはずです。
過半数の由来
多数決で半数を少し超えた際に過半数と使う事が多く、半数を超えた事を強調したいときに使う様になったそうです。
過半数の文章・例文
例文1.議会にて過半数の票をとり、法案が通った。
例文2.学校で校則を変えるために多数決を行い、見事に過半数を占めた。
例文3.多数決の過半数をとるということは民主主義の根底である。
例文4.全体の過半数を占める票をとった。
例文5.過半数を取れなければ良い法案とはいえないだろう。
間違えがちな言葉だと思うので覚えておくと良いでしょう。
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過半数の会話例
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このまえ学校で文化祭の出し物の多数決が行われたんだよね。タピオカ屋さんとお化け屋敷と金魚すくいとメイドカフェでどれが良いか決めることになったんだよ。
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そうだったんだ、どれも面白そうだけど結局何に決まったの。
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僕はお化け屋敷が良いと思ったんだけど、結局タピオカ屋さんが多数決の過半数を占めて決まったんだよね。
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そうなんだ、じゃあ文化祭の時タピオカ買いにいくね。
文化祭でタピオカ屋さん良いですね、一時期流行りましたね。
過半数の類義語
過半数の関連語は、「多数決」「議会」「政治」「学校」などがあります。
過半数まとめ
まとめると過半数を超えるという言葉は、正しくないので「過半数を占める」または「半数を超える」という言い方を覚えておけばこれから恥をかかずに済むので覚えていくと良いと思います。学校に行っている学生さんは学校で自慢できるので覚えていってください、学校では多数決などよく行うと思うので意外と身近な言葉でしょう。