漸増(ぜんぞう)
この漢字はどう読むかご存知でしたでしょうか。読み方を間違える人も多いのでここで覚えてしまいましょう。また意味も間違えている人が多いので正しい意味をこれから覚えていきましょう。会社などでもよく出てくることばでもあるので会社員の皆さんも覚えておくといいでしょう。
漸増の意味とは
漸増の意味は、漢字の雰囲気から急激に増えるという意味だと考えている人もいますが、じつは少しずつ増えていくという意味です。「暫」という漢字と似ていることから「ざんぞう」と呼んでしまいがちですが間違えないように気をつけまければなりません。ちなみに「暫」には「少しの間、しばらく」という意味があり、暫時、暫定的などとわれます。会社の売り上げを漸増すると言うと少しずつ売り上げを上げていくと言うことなので気をつけましょう。急激に増えると勘違いしていると恥を書くことになってしまいます。
漸増の由来
漸増の由来は、「漸」はゆっくりと少しずつ、という意味の漢字で、「増」は増えると言う意味なのです。そのためゆっくり少しずつ増えていくという意味でこの言葉が使われています。
漸増の文章・例文
例文1.今年の売り上げは大ヒットはないものの去年より着実に漸増している。
例文2.生産量を漸増していくためには生産スピードを上げる工夫をしていかなければならない。
例文3.急激に上がって下がる株より株価が漸増している会社の方が将来有望なので後者に投資する。
例文4.漸増的な売上の増加は社内での試行錯誤の賜物である。
例文5.漸増に増える利益をどこに投資していくかで今後の方針が変わる。
これらをみているとかなりいい印象の言葉ですね。
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漸増の会話例
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売り上げをこれから漸増していきたいんだけど、どうしたらいいだろう。
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社内で何かアイデアを募ってみたら?
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それはいい考えだね、一人一個ずつ出しても何かしらいいのが出てきそうだね。
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そうそう、最終的に決めるのは社長であるあなたの役目だけどね。
このように会社でも使うような言葉なので覚えて損はないですね。
漸増の類義語
漸増の類義語には、「漸進」「漸減」「漸次」などがあります。
漸増まとめ
漸増の意味を急激に増えると勘違いしないで、少しずつ増えることだとこれで学べましたね。会社員の方は今後会社などでいつこの言葉が出てきても大丈夫ですね。いい言葉を覚えて頭の中の引き出しを多くしておくことは大事ですよね。