胡坐をかく(あぐらをかく)
胡坐をかくとは、頑張ることをせず怠けていることです。単純に足を組んで座る様子を表す言葉としても使われます。ほとんどの方が後者の意味でしか使用していません。前者の意味も理解することによって、よりあなた自身の気持ちも引き締まることでしょう。そこで今回は、「胡坐をかく」という言葉について詳しく説明していきます。
胡坐をかくの意味とは
胡坐をかくは、努力もせずに怠けていることです。この言葉は「油断」を表す時によく使われる言葉です。「胡座をかいていたらいつの間にか後輩に先を越されていた」という風に使用できます。
胡坐をかくの由来
胡坐をかくの「胡」は足のことを表しています。「坐」は座ることを表しています。これらの言葉の組み合わせて足を組んで座るという意味で使われるようになりました。
胡坐をかくの文章・例文
例文1.胡坐をかいて日々を過ごしていたためなんの成果もあげることができなかった。
例文2.胡坐をかいていると、どんどん後輩に追い越されてしまうよ。
例文3.散歩して足が疲れてしまったので胡坐をかいて座る。
例文4.結果を残してからは胡坐をかいてしまうのはしょうがないことである。
例文5.彼はとてもストイックで胡坐をかくという言葉からは程遠くいつも練習を欠かさず、努力をしている。
これらから胡坐をかくという言葉は怠けてい様子を表すのにはとても適しています。胡坐をかくということは努力しないことやサボっていることを文章で表現するのによい言葉なので是非使ってみてください。
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胡坐をかくの会話例
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この前の試合の結果はどうだったんだい?大事な試合だったみたいだけど。
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あまり結果はよくなかったね。みんなそこまで熱量もなく、胡坐をかいて練習に全力で臨んでいなかったから妥当であると思うよ。
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そうなのかい。それはとても残念だね。
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うん。ただ負けたことが悔しくて最近はみんな一生懸命練習に打ち込んでいるよ。
モチベーションや目標がないと続かないことも有ると思います。そんなときには、短期的な目標を設定したり、成長が目に見えるような工夫をしたりすることで乗り切りましょう。
胡坐をかくの類義語
胡坐をかくの類義語には、「油断大敵」「悠然」「安楽」「おおらか」「悠々自適」「晴耕雨読」などがあります。
胡坐をかくまとめ
努力をして精進することも大切ではありますが、時には胡坐をかいて休むことも大切でしょう。仕事に関してもワークライフバランスが大切です。休みが充実していなければよいパフォーマンスも出せないこともあるかもしれません。無理をして体を壊してしまっては元も子もありません。自分のペースでできることを増やしていけるといいですね。