一糸乱れず(いっしみだれず)
一糸乱れずとは、少しも乱れることがなく、整然としていることです。全体の秩序が整っているさまを表します。整列している様や、更新している様を「一糸乱れぬ」という様な使い方をすることも多く非常に馴染みのある言葉と言えるのではないでしょうか。「一糸乱れず」の意味や由来についてもわかりやすく解説をしていきます。
一糸乱れずの意味とは
一糸乱れずの意味は、少しも乱れることがなく、整然としていることです。「一糸乱れぬ」「一糸乱れず」と両方で使う事があり、どちらも正しいので場面に応じた使い方をするといいのではないでしょうか。ダンスや行進など多くの人が集まって、同じあるいは似たような動きをするものなどの感想としても使われます。
一糸乱れずの由来
一糸乱れずは、その言葉の通り一つの糸が乱れていないさまから転じて少しも乱れていないさまを表す言葉として使われるようになりました。
一糸乱れずの文章・例文
例文1.彼女はどんな困難や逆境に直面したとしても一糸乱れずに立ち向かっているだろう。
例文2.彼らの寸分も違わないその動きの統一を見て、一糸乱れずに演技ができるのは相当な練習をしてきたからに違いないと感じた。
例文3.それらの制御された機械は一糸乱れずとは、動作を続けてる。
例文4.一糸乱れずに物事を進めるには、強い覚悟と精神力が必要である。
例文5.辛いことも苦しいことも今まで一糸乱れずにひたむきに頑張ってこれたのは彼女のおかげある。
これらから一糸乱れずという言葉は、努力や精進しているさまと合わせて使われることもあるので覚えておくとよいでしょう。人の様子を表すのにも多々使われることもあるので知っておくとよいでしょう。また、特に機械の寸分違わぬ動きなどを表すのにはとても適しているので是非使ってみてはいかがでしょうか。
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一糸乱れずの会話例
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この前、オーケストラの演奏を聴きに行ってきたんだよね。
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そうなのかい。僕も行ってみたかったんだけど予定は合わなくてね。演奏は素晴らしかったかい?
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うん。もちろんさ!一糸乱れない演奏を聴いてほんとに惚れ惚れしたよ。
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それはよかったね。是非今度演奏会があるときは僕も足を運んでみたいよ。
一糸乱れずというものは、整っているさまを表すのには最適な言葉でしょう。
一糸乱れずの類義語
一糸乱れずの類義語には、「シンクロ」「挙国一致」「一枚岩」「一体化」「整頓」「同調」などがあります。
一糸乱れずまとめ
皆さんも一糸乱れずという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。聞いたことがあっても意味を知っていなければ意味がありません。一糸乱れずという言葉を日常会話ではあまり使うことはもしかしたらないかもしれませんが、意味を覚えていて損はないので是非知っておいてください。