カマシを入れる(かましをいれる)
カマシを入れるとは、自分の要求を通しきルために無理やり脅しかけることを言います。とは言え、カマシを入れるという言葉を日常で聞いたことがある人は非常に少ないはずです。実はこれはヤクザ用語なのです。普段使うことも聞くことがほとんどない言葉ではありますが、知っていて損をすることなどありません。そこで今回は、「カマシを入れる」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。
カマシを入れるの意味とは
カマシを入れるとは、自分が望む結果を得るために相手に脅しをかけることを言います。ちなみに「脅し」だけでなく「威」という感じもおどしと読むことができます。後者のものはあまり知らない人が多いので、知っていると一歩上にいけますよ。
カマシを入れるの由来
そもそも「カマシ」とは関西の言葉で、「おどし」や「ハッタリ」を意味します。「おどしを入れる」という言葉の関西弁が、ヤクザの世界にだけ残って現在極一部の層にだけ使われています。
カマシを入れるの文章・例文
例文1.父は息子に腹を立ててカマシを入れに行った。
例文2.カマシを入れられた息子は完全に萎縮している。
例文3.彼女はカマシを入れられても全く怯まない。
例文4.明日は隣の組にカマシを入れに行こうと思う。
例文5.カマシを入れられないように予防策をはっておこう。
例文をいくつか書きましたが、あくまでもこの言葉は冗談として使ってくださいね。
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カマシを入れるの会話例
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今からYの家にカマシを入れに行ってくるよ。
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何言ってるの?仲良くしなよ!
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冗談だよ、ちょっとノートを借りてくるだけだって。
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なんだ、この前喧嘩してたからまたやってるのかと思ったよ。
男子生徒はこういうことを言い合ったりしますが、それは女子には通じなかったりしますよね。
カマシを入れるの類義語
カマシを入れるの類義語には、「クンロク」「イチャもんをつける」「アヤをつける」などが挙げられます。
カマシを入れるまとめ
カマシを入れるとは、自分の意見を通すためや、望んだ結果を手に入れるために相手におどしを入れることを意味します。元は関西弁であったものが、現在ではヤクザの世界でのみ使われるようになりました。日常生活で使うには不適切な言葉なので、あくまでも冗談というニュアンスがしっかりと伝わる文脈で使うように気を付けてくださいね。