意志薄弱(いしはくじゃく)
意志薄弱とは、物事を最後までやり遂げようとする気持ちや自分で決断する判断力がないさまのことである。人間が物事を成し遂げる際には、能力差というものがある様に思われがちですが、実は精神面の意志の強さが大事であると言う人もいるほどです。今回は意志薄弱について、意味や由来、例文や類義語などを交えて、わかりやすく解説をしていきます。
意志薄弱の意味とは
意志薄弱の意味とは、物事を最後までより遂げようとする気持ちや自分で決断する判断力がないさまの事を指しており、何かに流されたりしてしまう事も含めています。反対に意志が強い様の反義語としては「意思堅固」があげられます。
意志薄弱の由来
意志薄弱の「意志」には目標を定めてその目標を達成のためにする行動を促す自発的な思考のことを表しています。また、「薄弱」はあいまいではっきりしないことを表します。これらを組み合せて意志薄弱という言葉が成り立っています。
意志薄弱の文章・例文
例文1.彼女は意志薄弱な性格ですぐにちょっとしたことで挫折してしまう。
例文2.自分で決めた目標があるのにもかかわらず、結果として目標を達成できなかった自分の意志薄弱なさまに落ち込む。
例文3.意志薄弱である彼は決断を迫られたときに答えを出すことができない。
例文4.優柔不断で意志薄弱である彼でも、追い詰められたときには最善の判断を下すことができた。
例文5.意志薄弱で一度決めたことなのに途中で放り出してしまうのはよくない。
これらから意志薄弱は判断を下すときや決断する場面で使われることが多いことがわかると思います。使える場面を覚えて使いこなせるといいですね。
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意志薄弱の会話例
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結局進学先はどうするのか決めたのかい?
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いいや。なかなか意志薄弱で決められなくて迷っているんだよね。
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優柔不断は相変わらずだね。自分の学びたいことが学べる学校に行けばいいんじゃないかな。
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そうだね。もう一度ちゃんと考えてみて決めることにしようと思うよ。
意志薄弱は、場面によっては優柔不断などといった言葉で言いかえるができます。また、他の類義語も合わせて覚えてと便利なので是非覚えておいてください。
意志薄弱の類義語
意志薄弱の類義語には、「優柔不断」「薄志弱行」「消極性」「人見知り」などがあります。
意志薄弱まとめ
一度目標を決めて着手し始めたら、最後までやり遂げたいものですね。目標に向かって頑張っているときに壁にぶちあたったり、問題に直面したりすると挫折してしまうこともあるかもしれません。そんなときは物事を違う角度から捉えたり、視野を広げてたりして挫折を乗り越えて目標を達成できるといいですね。