朧朧(ろうろう)

朧朧とは、ぼんやりとかすんでいるさまです。まだ、街灯がなかった時代には光として太陽や月の明かり、火というものを頼りに生活していたと言われています。そのため、そういった灯りがなければ辺りは暗く、ものを視認できないということもあったと思います。ですが、今日ほど明るくはなかったと言われています。そのため、月明かりなどは薄明るく辺りを照らす程度だったと言われています。そんな様子を表す言葉として朧朧というものがあります。今回は、そんな朧朧についてみていきたいと思います。

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朧朧の意味とは

朧朧の意味は、ぼんやりとかすんでいるさまです。薄明るい様子などを言い表す際にも用いられます。

朧朧の由来

朧朧の「朧」は物の姿がかすんで、はっきりしない様子を表します。その言葉が2つ連なることによって朧朧という言葉が成り立っています。同じ言葉を組み合わせることによって強調していることがわかります。

朧朧の文章・例文

例文1.夜の道に霧がかかってあたりが見えなくて朧朧としている。
例文2.朧朧とする意識の中で無事に家に辿り着くことができた。
例文3.落とし物をして探していたが、日が暮れて朧朧してきたので明日に改めて探すことにする。
例文4.明け方の空はいつも朧朧とした様子である。
例文5.目にごみが入り、朧朧した視界の中で作業を続けるのは困難だったので一度中止した。
これらから朧朧は、ぼんやりとかすんでいるさまを表すには最適な言葉です。

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朧朧の会話例

  • 質問者アイコン

    キャンプに来てみていつも思うけどこの辺りは、早朝いつも霧がかかって朧朧としているよ。

  • 回答者アイコン

    そうだね。確かに数十メートル先はぼんやりしていて人がいても視認することができないしね。

  • 質問者アイコン

    うん。でもこのキャンプ地は綺麗な景色も見れるし、ロケーションは最高だよ。

  • 回答者アイコン

    それは僕も思うよ。来年もまた来れるといいね。

これは、早朝は朧朧としてるキャンプ地について話している様子です。

朧朧の類義語

朧朧の類義語には、「ファジー」「縹渺たる」「幽か」などがあります。

朧朧まとめ

朧朧という言葉は、ぼんやりとしている様子、特に景色などについて使われる言葉です。その中でも特に夜などの薄明るいさまなどを表現するために朧という言葉が用いられます。漢字として朧だけだとおぼろと読むことも覚えておけるとどこかで役に立つと思います。

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