衒い(てらい)
衒いは才能や能力見せびらかすさまのことです。自己顕示欲が強い人は自分が他人よりも優れているという見せびらかしたいと思うことがあります。また、他人よりも優れていなくても自分を良くみせるためにあたかも自分が有能であるかのように話をもったり、場合によっては嘘をついたりすることもあると思います。そんな振る舞いを表す言葉が衒いです。今回は、そんな衒いについてみていきたいと思います。
衒いの意味とは
衒いの意味は才能や能力見せびらかすさまのことです。また、才能や能力がないのにあたかもあるように振る舞うときにも使われます。
衒いの由来
衒いの「衒」はひけらかすや見せびらかすといった意味の言葉です。そのことから衒いという言葉はてらいと読み、才能や能力を見せびらかすことを表す言葉として使われるようになったと考えることができます。
衒いの文章・例文
例文1.彼はとても優秀であるが、衒いのある性格であることで周りから少し煙たがられている。
例文2.衒い性格である彼女は、すぐに自慢ばかりしてくるので飽き飽きしている。
例文3.多くの人から信頼されている彼は、衒いない様子で誰にでも優しく接する。
例文4.衒い性格であることから自分をアピールするのは得意だ。
例文5.集団行動においては、和を乱さない衒いないことも大事である。
これらから衒いは、才能や能力見せびらかすさまのことを表すことができます。また、衒いないということで謙虚なさまも表すことができます。
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衒いの会話例
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彼は成績が優秀だからまた表彰されたらしいね。
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そうだね。でも彼は威張ることなく、衒いない性格だから多くの人から慕われるのもわかるよね。
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うん。それに彼は今度新しいプロジェクトのリーダーを務めるらしいんだ。
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そうなんだね。僕もそのプロジェクトに関わる予定だし、彼に負けないように頑張ろうと思うよ。
これは、衒いない性格の彼について話しているさまです。
衒いの類義語
衒いの類義語には、「見栄を張る」「鼻にかける」「器量自慢」などがあります。
衒いまとめ
衒いという言葉は、自慢するときや自分を良く見せる際にはよく用いられる言葉です。また、衒いないということで謙虚であることも示すことができます。衒いある性格だと周囲から煩わしく思われることもあるので気をつけられるといいと思います。