大阪株(おおさかかぶ)
新型コロナウイルスの流行が始まってから、ワクチンの登場、新たな変異種の出現などがありました。未だ収束の見込がない状態で、小池百合子東京都知事のとある発言がネット上で話題になっています。「大阪株の方が感染力が強い」という発言なのですが、これを聞くと大阪で新たな変異種が出現したのではないかと勘違いしてしまいますよね。そこで今回は大阪株について詳しく解説していきます。
大阪株の意味とは
大阪株とは、「N501Y」いわゆる新型コロナウイルスイギリス株のことです。東京ではまた別の変異種である「E484K」が流行しています。「N501Y」の方が東京で流行している変異種よりも感染力が強いと言われており、それを受けての大阪株という発言だと思われます。しかし、「E484K」は感染力で言えば「N501Y」ほどではないものの、ワクチンが効きづらいのではないかと言われており、どちらか片方を過度に危険視して分断するような発言はいかがなものなのかという声もネット上では多く見られます。
大阪株の由来
大阪株とは東京都知事である小池百合子が、大阪や兵庫などの関西地域で多く見つかっているN501Yという変異種のことを「大阪株」と表現した所から生まれました。
大阪株の文章・例文
例文1.小池百合子都知事は大阪株という発言によって地域の分断を引き起こした。
例文2.大阪株という発言は大阪人への立派な差別だ。
例文3.大阪株(N501Y)は感染力が強いらしい。
例文4.大阪株と言うのが許されるのであれば、「E484K」は東京株とでも言おうか。
例文5.大阪株という言葉を受けて、大阪人は憤怒した。
この大変なご時世に不必要に混乱を招くような発言は控えて欲しいものです。
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大阪株の会話例
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大阪株は感染力がめっちゃ強いらしいよ。
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大阪株って何よ。「N501Y」のことでしょ、大阪で生まれたみたいな言い方は風評被害を招くよ!
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知事が言っていたから大阪で新しい種類のコロナウイルスが発見されたのかと思ったよ。
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違うよ!こういうことはしっかり調べてから発言しないと駄目だよ。
小池百合子都知事の「大阪株」発言で勘違いをしてしまった男性と、間違いを正す女性の会話例です。
大阪株の類義語
大阪株の類義語には「イギリス株」「南アフリカ株」「英国株」「変異種」などが挙げられます。
大阪株まとめ
大阪株などという変異種は存在せず、小池百合子都知事が何らかの意図をもって「N501Y」型を大阪株と発言したことが始まりです。仮にどちらかの変異種が危険性が低かったとしても、いざ新型コロナウイルスに感染したときにどちらが良いなどと選べるわけでは有りません。ですので、私達がすべきことは予防の徹底しかないのです。