隙自語(すきじご)
隙自語とは、他人の話の合間を縫ってはしれっと自分のアピールをする行為です。ネットの掲示板上で最も嫌われる行為はご存知でしょうか。フェイクニュースを流すことでも、誰かに攻撃することでもありません。掲示板にいる人達が最も嫌うのは、流れを止める発言、聞かれてもいない無駄なアピールをすることです。こういったアピールを隙自語と言うのですが、ネット掲示板に疎い人はあまり馴染みのない言葉だと思いますので、今回は解説していきます。
隙自語の意味とは
隙自語とは、他人の話の合間を縫っては自分のアピールをすることを意味します。これはネットの掲示板でよく使われる言葉です。例えば、サッカーワールドカップの話で盛り上がっている時に「俺も昔サッカーで市の選抜に選ばれたことあるけど、今のプレーはナンセンスだわ。」などと、わざわざ入れる必要の無かった前置きを入れることです。こういった書き込みに対してよく、「隙自語乙」「隙あらば自分語りしてくんな」などと、批判のレスが殺到します。隙自語は自分の凄さを場違いな場面でアピールする行為なので、非常に嫌われる傾向があります。
隙自語の由来
隙自語の由来は構成する感じを見て分かる通り、「隙を見て自分の事を語る」ということから来ています。これをインターネット掲示板では隙自語と略して使われるようになりました。
隙自語の文章・例文
例文1.隙自語は2ちゃんねんるで最も嫌われる行為だ。
例文2.彼はいつも隙自語ばかりで話に割り込んでくる。
例文3.隙自語するのは構わないが、大したアピールにもなっていないことが多い。
例文4.彼女はとにかく隙自語が嫌いで、そういう人の言葉に一切耳を貸さない。
例文5.隙自語しまくった結果、掲示板が荒れて閉鎖された。
隙自語はネットで生まれた言葉ですが、現実世界でも隙あらば自分語りをする人は多いです。
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隙自語の会話例
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今日の晩御飯は何にしようかな。
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肉の気分ならハンバーグはどう?私ハンバーグソムリエの資格持ってるからオススメだよ。
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隙自語じゃん、自分の資格をアピールしたかっただけでしょ!
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違うよ、私の家では普通だよ。母親は学校の先生で、父親は医者だし。
夕飯に悩む男性と、しれっと自分の資格をアピールする女性の会話です。
隙自語ならぬ「隙あらば身近な人間が有能アピール」をしてくる人もいます。
隙自語の類義語
隙自語の類義語には「自慢」「アピール」「マウンティング」「衒い」などがあります。
隙自語まとめ
隙自語とは他人の話の合間を縫っては自分のアピールをすることを意味します。ネット掲示板では特に嫌われる行動で、それを火種に一斉攻撃が始まることも多々あります。無意識にこういった話し方をしている人は非常に多く、指摘まではされませんが相手をイラッとさせています。意識して改善することは難しいですが、相手が会話の中心にいる時は自分は過度に出しゃばらないように心がけてみてはいかがでしょうか。