ファイアウォール(Fire wall)
「ファイアウォール」とは、コンピュータやネットワーク上に部外者が無断侵入できないように防御するシステムのことです。インターネットやPCに触れる機会が多い方は、見たことのあるワードなのではないでしょうか。今回はその「ファイアウォール」について、解説していきます。
ファイアウォールの意味とは
「ファイアウォール」の意味は以下の通りです。
・コンピュータやネットワーク上に部外者が無断侵入できないように、インターネットや公衆回線を通すことで防御するシステムのこと
・銀行、証券両方の業務の兼営から生じる不正な取引や利益の相反を防止するために、銀行、証券の子会社間に設ける規制のこと
「ファイアウォール」は、冒頭でも述べたネットワーク上の防御システム以外に、銀行、証券における規制の名称としても用いられています。今回は1つ目に説明をした防御システムの方を中心に解説しています。ファイアウォールは、コンピュータなどの機械そのものを防御するものと、家庭や企業のネットワーク全体を防御するものがあり、ネットワーク全体を防御するほうでは、インターネットとコンピュータの間に経由する装置があることで守られています。
ファイアウォールの由来
「ファイアウォール」は英語で“fire wall(防火壁)”という意味を持っており、これが語源となっています。ネットワーク上に侵入してくる部外者の通信を“火”に例え、それを防御する壁として、“fire wall”という言葉が用いられるようになりました。
ファイアウォールの文章・例文
例文1.ネットワーク上には、外部の侵入を防ぐためにファイアウォールが組み込まれている。
例文2.ファイアウォール装置の設置を行う。
例文3.ファイアウォールによるセキュリティを強化する。
例文4.ファイアウォールは、銀行や証券における規制の名称でもある。
例文5.あのLANはファイアウォールに保護されていないから、不正利用などには気を付ける。
「ファイアウォール」についての例文になります。
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ファイアウォールの会話例
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ここに書いてある、ファイアウォールって何かわかる?
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これはコンピュータやネットワーク上に無断で侵入できないようにするための防御システムのことよ。
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すごい、何でも知っているんだね。
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一応コンピュータ関連の仕事してるからね。
ファイアウォールについて会話をする男女の様子です。
ファイアウォールの類義語
「ファイアウォール」の類義語はありませんが、関連語として「アプリケーションセキュリティ」「侵入検知防止システム」「モバイルセキュアゲートウェイ」などがあります。
ファイアウォールまとめ
「ファイアウォール」とは、コンピュータやネットワーク上に部外者が無断で侵入できないように防御するシステムのことでした。よくインターネットやPCを使うと見かけることもあると思うので、これを機に覚えておくと役に立つかもしれません。