二刀流(にとうりゅう)
「二刀流」とは両手に1本ずつ、2刀を持って戦う剣術の流派のことです。「二刀流」というと、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手を思い浮かべる人が多いと思いますが、投手と打者のように、2つのことを同時にうまくこなせることも「二刀流」と言います。それでは今回は、「二刀流」について解説していきます。
二刀流の意味とは
「二刀流」には複数の意味があります。
・両手に1本ずつ、2つの刀を持って戦う剣術
・お酒と甘いもの両方を好むこと
・2つのことを同時にうまくこなせること
現在で言えば、3つ目の“2つのことを同時にうまくこなせること”というのが最もよく使われています。投手、打者両方で活躍するメジャーリーグの大谷翔平選手や、スノーボード、スケートボードで冬季夏季両方のオリンピック出場を目指す平野歩夢選手など、「二刀流」はスポーツで用いられることの多い言葉です。
二刀流の由来
「二刀流」は元々、宮本武蔵が創始した二天一流という、いわゆる2本の刀を持って戦う剣術がそのまま由来となっており、両方の腕で2本の刀を操ることから、スポーツなどにおいても2つのことを器用にこなせることも「二刀流」と呼ばれるようになりました。
二刀流の文章・例文
例文1.宮本武蔵は二刀流で戦っていた。
例文2.周りから厳しいと言われていた二刀流を達成する。
例文3.飲食店のアルバイトでホールもキッチンも任せることができて、まさに二刀流だ。
例文4.父はお酒も甘いものもどちらも好きで二刀流だ。
例文5.二刀流でのオリンピック出場はとても難しい事だ。
「二刀流」についての例文です。
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二刀流の会話例
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この間の大谷選手の二刀流の試合見た?
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見たよ、とても凄いよね。
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ホームラン数リーグトップで、投手としても勝利するのは100年ぶりの記録らしいよ。
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あのベーブ・ルース以来の記録って言ってたね。
大谷翔平選手について話をする男女の様子です。二刀流で100年ぶりの記録を成し遂げた大谷選手の活躍にこれからも目が離せないですね。
二刀流の類義語
「二刀流」の類義語は、「2足のわらじを履く」です。
二刀流まとめ
ここ数年、大谷選手の影響もあって話題となっている「二刀流」という言葉についてでした。元々は、文字の通り、2本の刀を持って戦うことでしたが、現在では、スポーツなどで用いられることが多いです。