勿怪の幸い(もっけのさいわい)
勿怪の幸いとは、想像もしなかった思いがけない幸運が起こることです。普段の生活で、たまたま思いもしなかった幸運があったという経験をした方も多くいるのではないでしょうか?今回はそんな、急に思いもよらない良い事が起こることを表す「勿怪の幸い」について、解説していきます。
勿怪の幸いの意味とは
勿怪の幸いの意味は、たまたま創造もしなかった思いがけない幸運が起きることです。類義語に棚から牡丹餅という言葉もありますが、同じように、思いもよらないところあら幸運が訪れる事を表す言葉になります。勿怪の幸いは英語では、「godsend」と表記されます。
勿怪の幸いの由来
勿怪とは、妖怪や霊などを表す「もののけ」からきています。それがもっけになり、室町時代には、意外なことという意味でも用いられるようになりました。そのため、勿怪の幸いは、思いがけない意外な幸運があるという意味になっています。
勿怪の幸いの文章・例文
例文1.試験の苦手分野である現代文で、たまたま自分の知っている内容が出てきたおかげで高得点を取れて、勿怪の幸いだった。
例文2.強敵相手であったが、まさかの相手のミスが多くて勝つことができ、まさに勿怪の幸いであった。
例文3.リモート授業のおかげで定期試験がレポートに変わり、勿怪の幸いである。
例文4.自転車を買おうか迷っていたら、たまたま友達から譲り受けることができ、勿怪の幸いだった。
例文5.アジの泳がせ釣りをしていたら大きなカンパチが連れて勿怪の幸いだった。
勿怪の幸いを使った例文になります。
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勿怪の幸いの会話例
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この間初めて宝くじを買ったら1万円当たったんだよ。
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それは良かったね!宝くじで当たってる人初めて見たよ。
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たまたま友達に誘われて買ったんだけど、まさか当たると思わなかったから勿怪の幸いだったよ。
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凄いね。私も今度宝くじ買ってみようかな。
宝くじが当たったことについて話している様子です。
勿怪の幸いの類義語
勿怪の幸いの類義語は、「棚からぼたもち」「開いた口へ餅」「風が吹けば桶屋が儲かる」などになります。
勿怪の幸いの対義語
勿怪の幸いの対義語は、「蒔かぬ種は生えぬ」があげられます。
勿怪の幸いまとめ
勿怪の幸いとは、思いがけないところで幸運が訪れることでした。何か予想もしないところで良い事が起きるととても嬉しいですが、まさにそのような状態を表している言葉になります。