初々しい(ういういしい)
初々しいとは、物慣れしていない、幼く新鮮に見えるといった時に使われる言葉になります。若々しいといった良い意味で用いられることの多い言葉になります。今回はそんな、初々しいという言葉について解説していきます。
初々しいの意味とは
初々しいとは、 物慣れしていなくて、幼い感じがする。世間慣れしていなくて、若々しく新鮮といった意味の言葉です。よく“はつはつしい”と誤って読まれることもありますが、「初々しい(ういういしい)」というのが正しい読み方になります。どんな事でも、初めて何かをする姿を見ると、若々しくうぶな感じがあると思いますが、初々しいとは、そんな様子を表す言葉になります。特に学生は、小学校から高校、大学までその度に入学や卒業、成人式、入社など、区切りとなる行事も多くあり、初々しいという言葉をよく使われる場面も多い事だと思います。初々しいは英語では、「Innocent」「Fresh」などと表記されます。
初々しいの由来
初々しいの由来は、「初」という文字を2回使って形容詞にしていることで、初めてで新鮮な様子を表す意味で用いられるようになりました。今では、褒めるなどプラスな意味で使われることが多いですが、中世あたりまではぎこちないといったマイナスな意味で用いられていたようです。
初々しいの文章・例文
例文1.小学校に入学する子供のランドセルを背負う姿がとても初々しい。
例文2.新しく入ったアルバイトの子がとても初々しく、子を見る親のような目になる。
例文3.あれだけ初々しかった彼が、あっという間にとても頼れる存在になった。
例文4.新入社員の初々しい姿を見ると、自分が新入社員だったころを思い出す。
例文5.この初々しさで、あの大企業の社長をしているとは驚きだ。
初々しいを使った例文になります。初めてで新鮮な様子を表す際に用いられる言葉となります。
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初々しいの会話例
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今年の新入社員もとても初々しいですね。
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そうだね、君も今年の新入社員のように初々しかった頃があったんだよ。
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とても懐かしいです。あっという間にもう5年目になります。
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時が経つのは早いね。今ではすっかり頼もしくなったね。
初々しい新入社員を見て話す、上司と部下の会話になります。
初々しいの類義語
初々しいの類義語には、「あどけない」「たわいない」「うぶ」などがあげられます。
初々しいの対義語
初々しいの対義語は、「勇ましい」「堂々たる」「雄々しい」などがあげられます。
初々しいまとめ
初々しいとは、若く幼く、新鮮な様子を表す言葉でした。誰にでも幼い頃、初々しい頃というのがありますが、そんな時を経て人は成長していくという事を考えさせてくれる、そんな言葉になります。