キャパい
「キャパい」とは「キャパシティオーバー(自分の許容量を超えている)でテンパっている状態」を指します。働いていると「キャパシティオーバー」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。学生では、テスト勉強をおこなう時に、勉強する範囲が広すぎて言葉を使用する人もいます。「キャパい」は、そんな自分の許容量を超えてしまった時に使用される言葉になります。ですがマイナスな意味だけでなく、プラスの感情が自分の中で溢れた時にも利用される言葉になります。今回はそんな「キャパい」について解説します。
キャパいの意味とは
「キャパい」とは「キャパシティオーバーでテンパっている状態」を指します。人に何かを頼まれたり、任された仕事が難しくてできない、そんな時に「キャパシティオーバー」を起こした経験があると思います。そんな時に「キャパシティオーバー」ではなく「キャパい」と利用されます。その他には、大好きなアイドルがいて、そのアイドルのライブに行ってファンサービスを受けた時など、うれしくて自分の幸せの許容量を超えてしまうこともあります。そんな時も「キャパい」と利用することができるため、マイナスな感情の時だけでなくプラスの感情でも、自分の中で許容量を超えた時に利用する言葉になります。
キャパいの由来
「キャパい」という言葉を生み出したのは、eggモデルの「ゆうちゃみ」さんです。ゆうちゃみさんが仲の良い大阪の女性と話していた時に、女性の口癖である「キャパオーバーだわ」というものを聞いて、「長いから、キャパいで良くない?」と言い生まれました。今では女子高生を筆頭に、ネット上でも自分の許容範囲を超えた時には「キャパい」が利用されています。
元の言葉が「キャパシティ」からきているため、「自分の限界」「仕事量が自分の許容を超えた」というようなマイナスイメージもあるかと思いますが、利用されている場面は、好きなアイドルなどがかっこいい行動をした時にも「かっこよすぎてキャパい」という風に利用されます。
キャパいの文章・例文
例文1.部長から任された仕事がキャパい。
例文2.食べ過ぎてキャパい。
例文3.友達と遊ぶ約束してこの月キャパい。
例文4.勉強キャパいから、友達と遊びたい。
例文5.推しが好きすぎてどんな行動してもキャパい。
様々な「キャパい」についての例文となります。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
キャパいの会話例
-
ねぇ聞いてよ。今日会社で先輩からありえないレベルの受注書処理してって言われてさ……
-
たまにあるよね。「なにこれ、ずっと溜めて出したんですか?」って量の仕事。
-
そうそう、結局終わらなくて明日も残ってるんだけど、明日会社行くのキャパい。
-
仕方がないことだけど、量の調整はしてほしいよね。
会社でキャパい仕事を任された人と友達の会話。
キャパいの類義語
「キャパい」の類義語には、「キャパ」「キャパシティ」などの言葉が挙げられます。
キャパいの対義語
「キャパい」の対義語には、「手持ち無沙汰」などの言葉が挙げられます。
キャパいまとめ
今回は「キャパい」について解説しました。自分の許容量を超えてしまった時、今までは「キャパシティーが……」と長くいってましたが、この言葉を使うと短くて便利です。野球やサッカーの試合で自分が応援しているチームが勝った時、一緒に見ている人と「キャパい!」と盛り上がるのもいいと思います。今後テンションが上がった時など、友達同士で気軽に使っても楽しいと思います。ですが、あまりにも日常的に使いすぎて、上司や目上の人の前で使ってしまうと怒られてしまう原因にもなりますので気を付けましょう。