Dオタ(でぃーおた)
「Dオタ」とは「熱狂的ディズニーランドの大ファンの呼び名」です。アイドル好きは「ドルオタ」、アニメ好きは「アニオタ」と呼ばれるように、ディズニー好きは「Dオタ」となります。当人達も自ら名乗りますが、周囲からすると迷惑や疎ましい存在として蔑みで使う事も多く、やや微妙な言葉ともなりますが、そんなディズニーをこよなく愛する「Dオタ」の解説となります。
Dオタの意味とは
「Dオタ」の意味は以下の通りとなります。
(1)「東京ディズニーランドオタク」や「東京ディズニーシーオタク」を略した言葉で、ディズニーのテーマパークやディズニー作品やグッズなどディズニー関連が大好きな人達の呼称。
(2)ディズニーランドを熱狂的に愛するあまり、時間があればディズニーランドに通いグッズを購入し独特の専門用語を使う人達の事。
(3)ディズニーランドだけでなく、ディズニーのアニメ作品やキャラクターや関連グッズなどの愛好家集団の名称。
(4)「Dヲタ」も同義。
”D”は「”ディズニー”の略」「(千葉県浦安市の)東京ディズニーランドや東京ディズニーシー」、”オタ”は「”オタク”の略」「あるサブカルチャーに熱意や執着を持つ者」「愛好者」で、東京ディズニーランドなどディズニー関連の熱狂的ファンが「Dオタ」です。オタクはどのジャンルにも存在し、例えば映画・音楽・読書・アイドルなどのオタクはそれこそ昔から現在まで多数存在し最早珍しくもないのですが、一方でネットやSNSの普及で最近になって注目を集める新たな「〇〇オタク」も多く、特に若い女性などを中心に盛り上がっているのが今回の「Dオタ」となります。「Dオタ」の特徴としては、1年間いつでも利用可能な「年間パスポート」を購入して時間があればディズニーランドやディズニーシーに通い、グッズを購入したり写真をSNSに投稿、仮装して楽しむ事も多いです。また、ディズニー映像作品やキャラクターなどが大好きな人達も「Dオタ」で、遠方に住んでいると千葉県まで行くのは至難な事から、日頃はディズニーグッズに囲まれディズニー映画や動画を観るのを喜びとしています。しかし、どのオタクもそうですが「Dオタ」も熱狂的にディズニーランドを愛するあまり過剰な行動に出る事もあり、それが普通の家族連れなどのお客から怖がられたり不気味に思われる事から、蔑む意味で「Dオタはヤバイ」といった使われ方もされます。要するに男性が多い「鉄オタ」も一部による迷惑行為が社会問題となっていますが、女性が多い「Dオタ」も同様と捉えられます。
Dオタの由来
「Dオタ」の由来や発祥などは正確には分かっていませんが、「東京ディズニーランド」が開園したのが1983年4月でこの当時は「ディズニーランドオタク」などの言葉は普及していません。しかし、「東京ディズニーシー」が2001年9月に開園し、スマホ(iPhone)が2007年に発売をされるとディズニー好きな女性が写真撮影を熱心にするようになり、さらにSNSも広まって「Dオタ」が増殖をし始めます。
Dオタの文章・例文
例文1.彼女とディズニーデートで開園前に並んでいたら、Dオタが急に割り込んできてルールを守れよと文句を言いたくなったが我慢した。
例文2.Dオタは独特な人達だが、普段は普通のOLをして節約して貯金に励んでいるそうだ。
例文3.今夜9時からオンラインでDオタ集合の大クイズ大会が開催される。
例文4.あんな美人が実はDオタだったとは、SNSは人の本性が露わになる恐ろしいサービスと思う。
例文5.婚約した女性がDオタだったので俺までDオタのフリをしてきたがもう限界に達して、今度会ったらドルオタと白状する。
ディズニーオタクである「Dオタ」の例文となります。
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Dオタの会話例
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やっと明日が休みかー。今週も長かった。ところで、〇〇さんは明日もディズニー行くの?
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もちろん行くわよ。年パス持っているし、勿体ないじゃない。
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もう完全なDオタだね。
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ちょっと、馬鹿にして言わないでよ。Dオタはデリケートなのよ。
職場でのDオタの女性社員と同僚男性の会話です。
Dオタの類義語
「Dオタ」の類義語には、「ユニバオタ」「オタ活」「アニオタ」「ドルオタ」などの言葉が挙げられます。
Dオタまとめ
「Dオタ」は東京ディズニーランドや東京ディズニーシーが大好きな人達の事で、要するに「ディズニーオタク」となります。もちろんディズニーグッズや作品なども好きですが、一番はディズニーランドやディズニーシーに行っては写真撮影やコスプレなど夢の国を誰よりも満喫する事に熱心なオタクなのです。あまりにも好きなあまり普通のディズニー好きからは迷惑がられる事もありますが、それでもディズニー愛を抑えられないのが「Dオタ」です。