リスティング広告(りすてぃんぐこうこく)
「リスティング広告」とは「Googleなど検索エンジンのキーワードに連動したテキスト広告を表示させる代表的なネット宣伝」です。今やテレビよりもネットの方が宣伝効果が高いとされているのでどんなサイトや記事にも広告が表示され、その中の一つが「リスティング広告」です。テキストだけなのでそこまで邪魔にはなりませんが、ページ上部に表示されるのでそれが検索結果だと思ってしまいますよね。それでは、ネット社会と密接に繋がっているマーケティング・ビジネス用語「リスティング広告」の解説となります。
この記事の目次
リスティング広告の意味とは
「リスティング広告」の意味は以下の通りとなります。
(1)GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に連動して表示される広告の総称で、別名「検索連動型広告」や略して「検索広告」、クリック毎に広告主の費用が加算されるので「PPC(Pay Per Click)」とも呼ばれる。
(2)インターネットが普及する様になってからの広告形態で、PCやスマホで検索をした人を特定サイトに誘導する事を目的としたインターネット広告の一つ。
”リスティング”は英語表記「listing」で直訳すると「名簿」「カタログ」「リスト」「目録」、”広告”は「商品やサービスを宣伝や告知するコミュニケーション活動」「世間に広く知らせる」「不特定多数への宣伝」で、カタログやリストの様なネット上の広告が「リスティング広告」です。GoogleやYahoo!の検索窓にキーワードを入れて検索した結果、ページ上部や下部に表示される関連話題の広告が「リスティング広告」です。テキストによる見出し・リンク・説明文のみで画像が無いシンプルな広告なので、名簿や表の様にも見える事から「リスティング広告」と名付けられました。また、厳密には広告主である企業が入札した広告なので、検索キーワードと多少乖離する場合もありますが、広告としては問題がありません。これまでの従来型広告(ネット以外)は不特定多数に手当たり次第に宣伝する大変効率が悪いものでしたが、ネットの登場によって消費者の興味があるものを直接宣伝できるようになりました。なぜなら自ら関心事項を検索するので、そのキーワードに沿った宣伝を一人ひとりに合わせる事が可能だからです。今回の「リスティング広告」の代表となるのは「Google広告」や「Yahoo!広告」で、これらを含めた総称である「インターネット広告」には他にもアフィリエイト広告・純広告・DSP・動画広告・ショッピング広告などがあります。企業にとって「リスティング広告」は最も安価な広告の一つで文字だけのシンプルな広告ですが、逆に言うなら画像無しなので視覚に訴える効果も無くクリック率も低い弱点があります。
リスティング広告の由来
「リスティング広告」は2002年2月にGoogleの広告配信サービス「Google Adwords」がアメリカで世界初のサービスを開始し、日本には同年9月から導入されました。
リスティング広告の文章・例文
例文1.クロームのリスティング広告が鬱陶しいのでAdBlockを導入した。
例文2.世界最小スマホを使っているので画面が小さく、リスティング広告は本当に勘弁して欲しい。
例文3.下品な言葉を検索した後にリスティング広告が表示されると、ちょっと可笑しくなる。
例文4.その内売れない芸能人がリスティング広告をしそうで怖い。
例文5.間違ってリスティング広告をクリックすると、その日は何だか縁起が悪い気がする。
「リスティング広告」に対する思いなどの例文です。
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リスティング広告の会話例
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このパソコン駄目だなー。ネットが重いしページ表示が遅い。
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それって、パソコンが古いんじゃないの?
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そうかな? 俺はネット広告の表示の所為だと思うよ。もう、リスティング広告とかショッピング広告とか凄い多いじゃない。
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でも、普通のパソコンならリスティング広告ぐらいで重くならないよ。やっぱりパソコンが古いんだって。
パソコンの調子が悪いと訴える男性に女性が正論を言ってしまいます。
リスティング広告の類義語
「リスティング広告」の類義語には、「PPC」「検索連動型広告」「ネット広告」「新型ネット広告」「ウェブ広告」「ネットCM」「バナー広告」「サイト広告」「オンライン広告」などの言葉が挙げられます。
リスティング広告の対義語
「リスティング広告」の対義語には、「オフライン広告」「チラシ」「新聞広告」などの言葉が挙げられます。
リスティング広告まとめ
「リスティング広告」はGoogleなどの検索結果に応じてページ上部に表示されるテキスト広告の事で、別名「検索連動型広告」等とも呼ばれます。ネット社会になり多数存在するネット広告の一つで、企業は安価で宣伝できるが、画像などがないシンプルな広告なので大きな宣伝効果は期待できません。